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2024.08.29
newnのコヒナ事業 サザビーリーグに譲渡へ、田中氏がディレクター続投
D2Cブランドを手がけるnewn(ニューン)は9月2日付けで、身長150センチ前後の小柄女性向けアパレルブランド「COHINA(コヒナ)」の事業をサザビーリーグ(同)に譲渡する。譲渡額は非公開という。
サザビーリーグは「アフタヌーンティー」や「アガット」「ロンハーマン」など40を超えるブランドを展開。高水準の物作りやオフラインコミュニケーション能力、海外展開のノウハウなどを持つことから、「コヒナ」が次の成長ステージを目指すのに最適な譲渡先と判断した。
譲渡後、コヒナ事業はサザビーリーグが新設する100%子会社のEGBA(イー・ジー・ビー・エー)が運営。「コヒナ」のディレクターを務める田中絢子氏や人気ライバーなど大半のスタッフが新会社に移る予定だ。
新会社はこれまで「コヒナ」が築いてきたファンコミュニティやデジタルマーケティングのノウハウを活かしながら、D2Cビジネスの拡大を目指すという。
「コヒナ」は”本当に欲しいと思う素敵な服を、低身長でも美しく着こなせるサイズで作ろう。”という思いで2018年にスタートしたD2Cブランドだ。
オンラインを中心とした販売で着実に認知度を高め、今年8月時点でインスタグラムのフォロワーが22万人を超え、熱狂的なユーザーに支えられているという。最近では全国各地でポップアップを開催し、小柄女性との信頼関係を築いてきた。
また、22年にはクリーンとモードをテーマに小柄な大人女性のためのブランド「STRATA(エストラータ)」も展開。今回の事業譲渡には同ブランドも含まれている。