韓国の大手ファッション通販サイト「MUSINSA　STORE(ムシンサストア)」を運営するムシンサの日本法人ムシンサジャパンは11月8日～14日の1週間、大阪の阪急うめだ本店3階でポップアップストアを開催し、延べ2万人が来店するなど盛況だったという。

　「ムシンサストア」は取り扱いブランド数7000以上、会員数約1000万人、年間取引額は約2400億円超という韓国最大規模のファッションECプラットフォームだ。

　昨年7月に「ムシンサグローバルストア」をオープンして日本での販売を開始したほか、今年4月には都内でポップアップを実施しており、大阪開催は日本で2度目のポップアップ(画像)となる。

　「ミラーリングソウル」をテーマにした今回のポップアップには、韓国ファッションをリードする同国で人気のブランドが参加。中でも、クラシックなデザインが人気の「シエンヌ」や、Kポップアーティストが着用して話題になった「グロウニー」と「レスト&リクリエーション」が注目を集めたほか、新進気鋭のブランドも好評だったという。

　今回はオンラインとオフラインをつなぐさまざまなイベントを実施。「ムシンサグローバルストア」で使用でき、会場でしか入手できない抽選イベントチケットやプロモーションコードなど、ECへの流入コンテンツを強化した結果、ポップアップ参加ブランドのオンライン、オフライン合わせた取引額は前年同期比10倍以上となった。

　また、ストアコンセプトに合わせてミラーセルフィ―が撮影できるフィッティングルーム、レシート写真機のフォトブースなど、韓国カルチャーが楽しめるコンテンツが好評だったという。