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2023.04.21
ハースト婦人画報社の「エル・ショップ」 代官山で初のポップアップ開催 楽しい買い物体験を提供
ハースト婦人画報社(東京都港区)は4月13日~15日、運営するオンラインセレクトショップ「ELLE SHOP(エル・ショップ)」で初となるポップアップストアを、代官山蔦屋書店の敷地内にあるイベントスペース「代官山T―SITEガーデンギャラリー」で開催した。
3年にわたるコロナ禍の出口が見えてきた中で、消費者に改めて楽しい買い物体験をリアルの場で提供したいという思いから企画した。
ポップアップを通じて「エル・ショップ」の認知拡大を図る。また、同サービスはオンラインショップのため、普段は見えない顧客の声を直接聞く機会を作ることも目的としている。
これまで「エル・ショップ」では、顧客向けのクローズドなリアルイベントは開催してきたが、誰でも来店できる期間限定店の運営は初めて。
初のポップアップはショールーミング型で展開。その場で販売は行わず、QRコードを記載したパネルを店内に複数設置し、「エル・ショップ」の特別ページに誘導して購入してもらう形とした。特別ページでは、ポップアップで取り扱うブランドの紹介や、プレゼント企画、クーポン情報などを掲載した。
店内には「サードマガジン」や「ルフィル」「ペリーコ」など人気13ブランドの新作ウェアやシューズ、限定アイテムを展示。注目ブランドのディレクターが来場したほか、会期中は店頭からインスタライブを配信。「オブラダ」や「サードマガジン」の新作ウェアを紹介した。
一部のブランドでは、ポップアップストア内でEC購入して画面を見せるとノベルティをプレゼントする企画も実施した。また、事前抽選制で「マニキュリスト」のアイテムを使用したネイルケア体験も提供したという。
今回、集客面では、「エル・ショップ」はもちろん、「エルデジタル」や「エル」グループの公式SNSアカウントなどで告知したほか、代官山T―SITEのデジタルサイネージでもポップアップの情報を発信した。
同社ではポップアップストアへの来店客数や特別ページへの訪問者数などを計測し、今後のリアルイベント開催の検討などにつなげる。なお、会場の装花は、東京・代々木八幡のフラワーショップ「ホール」が手がけ、ウィンドウ部分にも花柄のデザインでポップアップストアを華やかに彩った。