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2025.08.26

「ヨシノリミヤザキ」デザイナー 宮﨑能典さん 自信を持って努力を続ければ道は開ける

宮﨑能典さん

 

 早稲田大学を卒業後、文化服装学院で学び、アパレル企業で有力ブランドのデザイナーやMDを担当。環境に負荷の少ないファッションビジネスの在り方を求めて09年に独立。今秋冬から自身の名前を冠したブランドの販売を開始する宮﨑さんに、これまでの経験を語ってもらった。

 ――ファッションの道に進んだ経緯は。

 大学は商学部でしたが、社会学や哲学が好きで、ファッションと流行、個人の主体性や自由と流行の関係に興味を持ちました。大学4年の頃、進路を考える時期に就職氷河期に入り、組織に依存せず手に職をつけて生きていきたいと思い、物作りが好きだったので文化服装学院に入学。でもミシンは未経験で、初めはとても苦労しました。

 一念発起して1年生の夏休みに、自分で10スタイルの服を作ると決め、全て完成させて休み明けに担任に見せてから自信がつきました。逃げずに練習を重ねることで苦手意識を克服でき、服作りが楽しくなりました。

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