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2025.01.28
LVMHとステラ・マッカートニー、資本関係解消へ
仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンは1月27日、ステラ・マッカートニー氏が、自身が創設したメゾンでLVMHが保有する株式49%を買い戻すことで合意したと発表した。
ステラ・マッカートニー氏は01年、仏ケリングとの共同出資で「ステラ・マッカートニー」を設立。サステイナブルファッションの推進をともに進めてきたが、18年に同氏がケリングの保有株を取得し、パートナーシップに終止符を打った。その翌年にはLVMHが株式の49%を取得し、新たな資本関係が成立。LVMHのサステイナビリティー開発の世界アンバサダーに就任した。解消後も、アンバサダーとしての役割を継続し、LVMHの経営陣に対し環境に関する助言を続ける。サステイナビリティーを理念にした自らのブランド哲学をさらに反映させる独立運営を模索しているとみられる。