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2024.12.09
「ドリス ヴァン ノッテン」ジュリアン・クロスナーをクリエイティブ・ディレクターに任命
写真:クリエイティブ・ディレクターに就任するジュリアン・クロスナー Photo by Sarah Piantadosi
「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が、ジュリアン・クロスナーを新たなクリエイティブ・ディレクターに任命した。クロスナーはウィメンズおよびメンズコレクションの両方を統括する。
ジュリアンは、ブリュッセルのラ・カンブル国立美術学校(La Cambre – Ecole Nationale Supérieure des Arts Visuels)で学び、2016年にファッションデザインの学士号と博士号を取得した後に、2018年8月に「ドリス ヴァン ノッテン」に入社。以来、ドリス本人とともにウィメンズコレクションのデザインおよび開発に携わり、その実力を発揮してきた。
ジュリアンは、メゾンの次章に向けた抱負を次のように語っている。「このメゾンの次の章が始まるにあたり、今後のシーズンを監督できることにこの上ない喜びを感じています。ドリスが残した比類なき素晴らしいレガシーは不滅であり、この先も永遠に貴重なインスピレーション源となるでしょう。私たち皆が大切にしているドリスから受け継いだものに敬意を払いながら、新しい野心的な挑戦に乗り出すことを楽しみにしています。」
一方で、創設者であるドリスも次のように述べ、ジュリアンへの信頼を示している。「ジュリアンのクリエイティビティとビジョンに、完全な信頼を寄せています。彼は才能豊かなデザイナーであるだけでなく、私が去った後の後任としてふさわしい人物です。ブランドとその価値観に対する彼の深い理解が、シームレスな移行と輝かしい未来を確実なものにしてくれるでしょう。」
同ブランドは、2025年1月にジュリアンによる2025秋冬コレクションをルックブック形式で発表。続いて、3月5日には彼のディレクションによる初のウィメンズランウェイショーを開催する予定だ。
Courtesy of DRIES VAN NOTEN