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2024.11.10

「ルメール」が東京・恵比寿に「ルメール エビス」をオープン

 「ルメール(LEMAIRE)」が2024年11月8日、東京・恵比寿に「ルメール エビス(LEMAIRE EBISU)」をオープンした。

 

 170平米の「ルメール エビス」は、昨年オープンした仏パリ、韓ソウルに続く3店舗目となる「ルメール」の家。隣接する庭とともに1960年代に個人の邸宅として建てられた二階建ての日本家屋を改装している。

 

 急速に変化する時代を背景に、「ルメール エビス」は、訪れる人々が一息つき、「ルメール」のビジョンの深層を探求することができる静謐な空間として構想。

 

 「ルメール エビス」についてアーティスティックディレクターのクリストフ・ルメールは、「私たちは、コレクションと家庭的な温もりが息づく雰囲気との自然な結びつきを浮き彫りにするためにこの家を選びました」と話し、同じくアーティスティックディレクターのサラ・リントランは「私たちの作品は、日常生活のために作られ、調和の取れた家のように、守られるべきシェルターとしての象徴としてデザインされています」と話した。

 

 日本独自の技術を重んじている同店の壁は伝統的な日本の漆喰、竹製の「すだれ」や、障子を配置。これらの日本特有の素材は、「ルメール」のシグネチャーである什器と調和を保ちながら共存させた。リビングルームにはフロイドのアイコニックなソファを再現し、3枚のヴィンテージのキリムラグ、手織りの綿入りパネル、2階のフロアーにはアバカマットを敷いた。また、ヨーロッパのデザイナーによる作品も、それぞれ「ルメール」の空間を繋いでいる。

 

 さらに、同店舗は「ルメール」のコミュニティが集う、文化的な交差点としても構想。展覧会やコンサート、クリエイティブな実験が行われ、さらなる交流の場となることを目指す。「アウト オブ ミュージアム(out of museum)」との長年のコラボレーションは継続し、オーナーである小林眞さん選りすぐりの民芸品、アート作品の数々を展示している。

 

 また、オープニングでは、作曲家のカリ・マローンによってキュレーションされたプレイリストや、「トゥエルブブックス(twelvebooks)」より集めた「ルメール」のアーティスティックディレクターが選んだ女性アーティストに関する出版物のセレクションを楽しむことができる。

 

■「ルメール エビス」
オープン日:2024年11月8日(金)
住所:東京都渋谷区恵比寿 3-21-1
営業時間:11:00~19:00

 

Courtesy of LEMAIRE

 

「ルメール」公式サイト

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