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2024.10.03
「セリーヌ」がエディ・スリマンの退任を発表 後任はマイケル・ライダー
「セリーヌ(CELINE)」が、アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターのエディ・スリマンの退任を発表した。
エディは、2018年に同職に就任。熱狂的なファンに支持されるエディは、「セリーヌ」に並外れた成長をもたらし、LVMHグループの一翼を担うクチュールメゾンへと成長させた。
同ブランドは各メディアに配信するリリースの中で「メンズシルエット、クチュール、オートパフューマリーなど、メゾンの新たな領域を驚くほど豊かにしました。共に歩んできた7年間の素晴らしい旅によって、セリーヌは未来へ繋がる確かな礎をもつメゾンとなりました」とこれまでの功績を称えるコメントを発表している。
後任にはアーティスティック・ディレクターにマイケル・ライダーを起用。マイケルは、ウィメンズウェア、メンズウェア、レザーグッズ、アクセサリーからクチュールまで、セリーヌの全コレクションのクリエイティブを統括する予定だ。彼の就任は2025年初頭を見込んでいる。
マイケルは、ニコラ・ジェスキエールとともに「バレンシアガ」でファッションのキャリアをスタートし、「セリーヌ」でフィービー・ファイロと共に10年間デザイン・ディレクターとして活躍。最近では「ポロ・ラルフローレン」のクリエイティブ・ディレクターを務めていた。
「セリーヌ」のCEOであるセヴリーヌ・メルルは「マイケルが慣れ親しんだセリーヌに戻ってくることを嬉しく思います。マイケルのビジョン、クリエイティブな才能、そして彼自身の純真な性格、並びにセリーヌの伝統との強い結びつきはメゾンが今後長きに渡り成功を築くために最善の選択です」と語っている。
マイケル・ライダーは「セリーヌは私の心に非常に近い価値観と美しい遺産を誇るブランドです。セリーヌに戻り、セリーヌチームと共にメゾンの未来を切り開けることを光栄に思います。」とコメントしている。