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2024.05.09
「プラダ」が「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」展レセプションを「プラダ 青山店」で開催
「プラダ(PRADA)」が2024年5月8日「プラダ 青山店」で展覧会「MIRANDA JULY:F.A.M.I.L.Y.」のオープニングレセプションを行った。この展覧会はプラダ財団の支援により実現し、2024年5月9日から8月26日まで開催する。
「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」は、アメリカのアーティスト、映画監督、作家のミランダ・ジュライの東京初個展となり、10月14日までミラノのプラダ財団Osservatorioで公開されている彼女の美術館での初個展「Miranda July: New Society」と同時期に開催する。さらに、7月17日には、ミランダ・ジュライとキュレーターのミア・ロックスの対談を「プラダ 青山店」で行う予定。
ミア・ロックスがキュレーションした本展では、ジュライの最新作である、インスタグラムを通じた7人の見知らぬ相手との1年間のコラボレーションを元にしたマルチチャンネルビデオインスタレーション「F.A.M.I.L.Y. (Falling Apart Meanwhile I Love You)」を展示する。本作品の参加者はジュライからの一連のプロンプトに対するリアクション動画を送信し、それをジュライがSNSコンテンツ向けに開発された無料編集アプリの切り取りツールを使って自分のスタジオに取り込む。
ジュライは「F.A.M.I.L.Y. (Falling Apart Meanwhile I Love You)」について、「愛でられることで元気になるという、インスタグラムが叶えてくれることの一つと自分が考えていることを人の力で達成しようとしている」と語っている。キュレーターのミア・ロックスは、「これはジュライが好む活動形態です。彼女が交流を開始し、一定程度までコントロールしますが、同時にその中で他人の欲求や行為も歓迎します。彼女は遊び心ある形で、力とコントロールの共有を実験しているのです」と解説した。
また、ミラノ展・東京展共に、プラダ財団が出版するQuaderniシリーズの図録を販売する。図録には、ミランダ・ジュライとシンディ・シャーマンの対談に加え、展覧会キュレーターのミア・ロックスによるエッセイも収録している。
来場セレブリティ
Courtesy of PRADA
■MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.
会期:2024年5月9日(木)~8月26日(月)
場所:プラダ 青山店 6F
東京都港区南青山 5-2-6
入場料無料