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2024.04.19
「サンローラン プロダクション」が第77回カンヌ国際映画祭の2024オフィシャルセレクションに3本の長編作品を出品
「サンローラン(SAINT LAURENT)」が設立した映画製作会社「サンローラン プロダクション」は、第77回カンヌ国際映画祭の2024オフィシャルセレクションに、ジャック・オーディアール監督による「EMILIA PEREZ」、デヴィッド・クローネン監督による「THE SHROUDS」、パオロ・ソレンティーノ監督による「PARTHENOPE」の3本の長編作品を出品する。
「サンローラン プロダクション」は、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロが「サンローラン」のために構想したもの。コレクションに見られる映画のような息づかいやニュアンスとも呼応し、メゾンを確実に未来へ導こうとするアンソニーの姿勢と一致している。
「サンローラン」は、本格的な映画製作をメゾンの活動に取り入れた最初のファッションハウスとなった。
■「EMILIA PEREZ」(原題)
監督:ジャック・オーディアール
出演:ゾーイ・サルダナ、セレーナ・ゴメス、エドガー・ラミレス、カルラ・ソファ・ガスコン、アドリアナ・パス
内容:必要以上に高い能力を持ちながら過小評価されているリタは、犯罪者を法で裁くことよりも釈放することに力を入れている大手事務所の弁護士。ある日、リタはカルテルのリーダー、マニタスがビジネスから手を引くのを手伝うために雇われるが、彼が長年密かに準備して きた計画に気づく。それは、彼が長年夢見てきた「女性になること」だった。
製作:ホワイ・ノット・プロダクションズ、Page 114、サンローラン プロダクション バイ アンソニー・ヴァカレロ、パテ、フランス2シネマ
■「THE SHROUDS」(原題)
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴァンサン・カッセル、ダイアン・クルーガー、ガイ・ピアース、サンドリーヌ・ホルト
内容:50歳のカルシュは著名な実業家。妻を亡くして以来、悲しみに暮れる日々を送っていた彼は、ある日「グレイブテック」というシステムを 開発する。それは、死に装束を愛する者の遺体に着せて、腐敗していく様子を観察できるという画期的ながら物議を醸すものであった。
ある夜、カルシュの妻を含む複数の墓が荒らされ、彼は犯人探しに乗り出す。
製作:サイード・ベン・サイード、マーティン・カッツ、サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ
■「PARTHENOPE」(原題)
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:ダリオ・アイタ、チェレステ・ダラ・ポルタ、シルヴィア・デグランディ、イザベラ・フェラーリ、ロレンツォ・グレイジェセス、ビアジオ・イッツォ、マーロン・ジュベール、ペッペ・ランゼッタ、ネッロ・マーシャ、ゲイリー・オールドマン、シルヴィオ・オルランド、ルイザ・ラニエリ、ダニエレ・リエンツォ、ステファニア・サンドレッリ、アルフォンソ・サンタガータ
内容:1950年代の誕生から現在に至るまでのパルテノペの生涯。ヒロイズムはないが、自由やナポリ、そして真実ながら、つかみどころがなく言葉にならない愛への抑えがたい情熱にあふれた女性的叙事詩。完璧なカプリの夏、青春の軽快さはふいに終わりを告げる。続いて ナポリ人、男と女、詮索と愛、幻滅と活気、そして彼らの憂鬱さや悲劇的な皮肉、落胆の瞬間の波など他のあらゆる要素も――。人生は、たとえ思い出深いもの、あるいは平凡なものであったとしても、とても長いものである。時の流れは、あらゆる感情のレパートリーを提供 する。そしてその背景には、近そうに見えて遠く、私たちを惑わせ、魅了し、震撼させ、笑わせ、そして傷つけもする得体の知れない街、 ナポリがある。
製作:フリーマントル、ザ・アパートメント・ピクチャーズ、サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ、パテ、ヌメロ10
Courtesy of SAINT LAURENT