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2024.02.25
「カレンテージ」初のランウェイを開催 メンズラインも発表
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「カレンテージ(CURRENTAGE)」が、2024年2月15日東京都品川区の寺田倉庫で初のランウェイショーを開催し、2024秋冬コレクションを発表した。デザイナー塚崎恵理子は、“Collage”をテーマにパンデミック後に訪れた中央や東欧、中央アジアからインスピレーションを受け、コレクションを製作した。また、同ショーではブランド初のメンズラインも披露した。
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スポットライトが照らす曲線のランウェイにモデルが登場し、ショーがスタート。ノスタルジックで異国情緒漂う雰囲気がコレクション全体を包み込んだ。ウズベキスタンのフローラル柄をあしらったベストや、ルーマニアの伝統技法ハンドジャカードからヒントを得たブラウス、ファー工場の端切れをパッチワーク状にしたファーコートなど、塚崎デザイナーの旅先の出会いにより創り出されたピースやルックが登場。
塚崎デザイナーは「今は戦争などで世界が分断されがちだが、違うところでは世界が混じり合っている」と今の思いを語る。東洋と西洋、艶や煌めきと素朴さ、洗練とカントリー調、マニッシュとフェミニンなど、様々な要素の融合から生まれたアイテムを、独特のスタイリングとシルエットで洗練したルックに仕上げた。
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今回のランウェイショーの目的について、塚崎デザイナーは「メンズラインをローンチするタイミングで、カレンテージというブランドの世界観をより強く表現する場を作りたかった」とコメント。同ブランドは男性にも人気で、シルエットや着丈は問題なかったが、袖丈が短かったためメンズラインを製作したとのこと。メンズラインは、東京・青山の「レショップ」や大阪・堀江の「ビオトープ 大阪」を皮切りに全国の有力セレクトショップでポップアップショップを展開し、積極的に販売する予定だ。
塚崎デザイナーは今後のショー開催について「ファッションで人々が繋がる素晴らしい体験だったので、またタイミングが合えばショー開催をしたい」と話した。
取材・文:山中健
Courtesy of CURRENTAGE