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2024.01.30

「モスキーノ」新クリエイティブディレクターにアードリアン・アピオラッザを任命 

 「モスキーノ(MOSCHINO)」が新クリエイティブディレクターとしてアードリアン・アピオラッザの任命を発表した。彼は過去に「ロエベ」でJ.W.アンダーソンと共にウィメンズのプレタポルテ デザインディレクターを10年間、また「クロエ」でクレア・ワイト・ケラーと同職を務めた経験を持つ。アエッフェ S.p.A.のマッシモ・フェレッティ会長の直属として、「モスキーノ」のウィメンズ、メンズ、アクセサリーのコレクションを統括する役割を担当する。
 
 彼のデビューは、2024年2月22日。ミラノファッションウィーク期間中にペルマネンテ美術館で開催される2024秋冬ウィメンズコレクション。この場所は1993年にフランコ・モスキーノによって設立されたブランドの最初の10年を記念する歴史的な展覧会「Moschino – X anni di Kaos!1983-1993」を開催した、ブランドにとって思い出深い場所だ。
 
 フェレッティ会長は、アードリアンの加入について、「アードリアンをアエッフェ ファミリーに迎えることができ、嬉しく、光栄に思います。アードリアンは、彼のユニークで豊かな経験、創造性、ファッションの歴史に関する知識によってフランコ・モスキーノによって創設されたブランドの冒険に、新しく素晴らしい章を書き加えてくれるでしょう。モスキーノのブランドの歴史を常に際立たせてきた要素である爆発的な創造性、エネルギーと熱意に満ちた個性を彼の中に感じ心打たれました。アードリアンが私たちと共に偉大なサクセスストーリーを築き上げることを祈っています」と述べている。

 アードリアンは「立体的なポストカードをあしらったジャケット、20 枚のブラジャーで作ったドレス、数え切れないほどのトロンプルイユ。クリエイターとして、またコレクターとして、ファッション史に残るフランコ・モスキーノの作品を挙げればきりがありません。彼の才能の本質は、彼の時代に生き続けます。彼はその使命をうらやましいほどに軽々と遂行し、私たち全員に、それぞれのやり方で未来を想像する窓を開いてくれました。モスキーノの世界に触れる機会をくれたマッシモ・フェレッティに深く感謝しています。モスキーノの純粋なスタイルで、演劇のようなタッチでメゾンを新たな章へと導く準備はできています」と語っている。

Courtesy of MOSCHINO

 

■「モスキーノ」公式サイト

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