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2023.10.18

「クロエ」がシェミナ・カマリのクリエイティブ・ディレクター就任を発表

 「クロエ(Chloé)」が、2023年10月9日付けでシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)がメゾンのクリエイティブ・ディレクターに就任することを発表した。

 

 1981年ドイツ生まれのシェミナは、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ芸術大学でルイーズ・ウィルソン教授のもと、ファッションの芸術修士号を取得。フィービー・ファイロのチームの一員として「クロエ」でキャリアをスタートさせ、2013年にクレア・ワイト・ケラーのデザイン・ディレクターに任命された。2016年からは「サンローラン(SAINT LAURENT)」でアンソニー・ヴァカレロの元、ウィメンズ・レディ・トゥ・ウェア・デザイン・ディレクターを務めるなど、20年以上の経験を持つ。

 

 シェミナは2024年1月に仏パリでの「クロエ」初のプレコレクションを発表し、その後2024年2月のパリファッションウィークで2024秋冬コレクションを発表する予定だ。
今回の「クロエ」の新クリエイティブ・ディレクター就任に際し、「私の心はいつもクロエのものです。20年以上前にクロエの門をくぐって以来、戻ることは自然なことで、とても個人的なことです。ギャビー・アギョンとカール・ラガーフェルドがメゾンの歴史の初期に定義したビジョンを基に、この役割を担うことを大変光栄に思います。クロエのエモーショナルなつながりとスピリットを現代に伝えていきたいと思っています。このような機会を与えてくれたリカルド・ベッリーニ、フィリップ・フォルチュナート、ルパート会長にとても感謝しています」とシェミナは話した。

 

 「クロエ」CEOのリカルドは、「シェミナ・カマリをクロエに迎えられることを誇りに思います。彼女の並外れたクリエイティブな才能、豊富な経験、そしてメゾンの伝統と価値観とのユニークな結びつきはこのブランドにとって自然な選択です。ブランドへの愛にインスパイアされたシェミナのビジョンは、まさにクロエのユニークなDNAを称えるものでしょう。シェミナはクロエのクリエイティブ・ディレクターであると同時に、クロエのスピリットを体現しています。彼女のビジョンが実現するのを楽しみにしています」と語った。

 

Courtesy of Chloé

 

「クロエ」公式サイト

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