ショップ全体のコンセプトは「ザラ」2018 春夏コレクションをもとにステファン・ベックマン スタジオ（Stefan Beckman Studio）がデザイン。伝統的な日本家屋にインスピレーションを受けた。

　スペイン発のファストファッションブランド「ザラ（ZARA）」は5月9日、東京・六本木ヒルズにオンラインショッピングに特化したポップアップストアを日本で初めてオープンする。既存店舗である「ザラ六本木ヒルズ店」が2018年8月（予定）に拡張リニューアルするまでの約4カ月間の期間限定。

　同店舗は、800㎡の広さで2階建ての構造。ウィメンズ、メンズ、キッズ＆ベビーのコレクションを取り揃え、合計16室のフィッティングルームを2階に設置した。

　すべての商品はオンライン上で購入する仕組みで、「ザラ」のアプリを通じ、さまざまなショッピング体験を提供する。店内には、ビーコン（Bluetooth信号の発信機）とQRコードシステムを搭載。お客が商品のバーコードをスキャンすると、お客が希望するアイテムやサイズがフィッティングルームに用意される仕組みだ。お客をフィッティングルームに案内できる準備が整い次第、アプリを通じてお客に通知する。フィッティングまでの待ち時間も知らせることができる。

　商品は、お客のスマートフォン、またはスタッフが持ち歩くデバイスを用いて購入可能。店内レジでも購入することができる。13時までに購入した場合、同⽇の18時以降に同店舗で商品を受け取ることができる。13時以降に購入した場合は、翌日午後に受け取ることができる。

　期間中は、スタイリングイベントやキッズ向けアクティビティー、特別展示なども実施。オープン後3週間は、ショップの中央にカメラを設置し、お客が「ザラ」の今春夏キャンペーンのモデルであるかのように映る動画撮影もできる。

　5月1日から7日までのプレオープン期間は、「zara.roppongipopup.jp」にアクセスし、予約ベースで来店するシステム。

■ZARA ROPPONGI POP-UP SHOP ONLINE概要
場所：東京都港区六本木６丁目2-31 六本木ヒルズノースタワー1・2階

■「ザラ」公式サイト