ファッション甲子園実行委員会が主催する、第22回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会「ファッション甲子園2023」の最終審査会及び表彰式を2023年8月27日、青森県の弘前市⺠会館⼤ホールで開催した。

　「ファッション甲子園」は、北は北海道、南は沖縄県まで全国の高校生を対象とした高校生ファッションNo.1を競う選手権大会。今回は応募総数39都道府県、97校、1,044チーム、1,810点から選ばれた20都道府県30校、35チームが、最終審査会に進出。自らデザイン・制作した衣装を着用して披露するファッションショー形式で最終審査では、9つのチームが入賞を果たした。

　優勝は、神奈川県・学校法⼈⽯川学園横浜デザイン学院⾼等課程の「呼吸」。ハニカム構造から可能性を感じ、デザインしたという同作は、全体のフォルムを彫刻のように、なめらかなラインで仕上げ、チュールとレースの素材感で呼吸の浅さ深さ荒さなど多⾯的に表現をしたという。なお、同校の優勝は史上初となる、大会二連覇だ。なお準優勝は東京都・バンタンデザイン研究所⾼等部東京校の「⼀つの命」、三位は⼭⼝県・宇部フロンティア⼤学付属⾹川⾼等学校の「富嶽三⼗六景 神奈川沖浪裏」が受賞した。

　また今年も、最終審査会の会場観覧に加え、YouTubeでライブ配信を行った。最終審査会、表彰式の模様はYoutubeより視聴することができる。

■「ファッション甲子園」公式サイト