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2023.08.17
楽天ファッションウィークがキャンペーンビジュアルをテーマにしたアート展「生成AIと解放」を開催
©JFWO
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が、2023年8月14日~18日の期間、東京・青山のWALL&WALLで楽天ファッションウィーク東京2024春夏会期前に一般参加が可能なイベントとしてキービジュアルの展示会「生成AIと解放」展を開催している。空間演出は、デジタルアナログ問わず、様々な手法でクリエイティブを創出する、NOLL inc.のクリエーター、川島拓郎さんが手掛けた。
キャンペーンビジュアルは、テーマ“OPEN, FASHION WEEK”を体現する化身「イーオン」が、次の世代に向かって歩き、ガラスの壁が壊れていくシーンを描いたもの。AI(人工知能)が合成したビジュアル、人間によるCGの制作を経て完成したと言う。
ビジュアル画像は7月25日、ファッション・ウィークとしては初となる、フル3DCGムービーも8月9日に公開。同展では、このビジュアルの「イーオン」が解放されていくストーリーを体感できる空間を用意した。会場一番奥にある空間「エリア4」では、来場客が自身の顔の画像をアップロードすることで「イーオン」の顔にはめ込めるというデジタルコンテンツも用意した。
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初日の夜には一般入場可能なレセプションパーティーも開催。パーティー内では、楽天ファッションウィーク東京2024春夏のキービジュアルの制作に携わったクリエイターによるトークイベントも実施した。
ムービーの公開と合わせて今シーズンの特設サイトでもキービジュアルの世界感を表現。PC版では無限スクロールにより、モデルが歩いてくる迫力の3DCGを見ることができる。
アートディレクターの丸井元子さんが想像した、「限られた至高の空間、ランウェイを抜けてその先へ。 ファッションのパワーをどこまでも解放し、OPENな世界へ」を表現するため、自由度の高いフル3DCGで制作。また音楽プロデューサーの徳井直生さんが、AIと音楽を共作し、人間とAI、確実性と不確実性の共存を果たした映像に仕上げた。
8月18日には、特設サイトで自分の顔写真をキービジュアルのモデルに変換する画像生成AIプログラムも公開。生成した画像はSNSでのシェアが可能で、「AI PUBLIC ART」に投稿・参加も自由だ。キービジュアルの中の8頭身モデルになれる、誰もが楽しめる新しいファッション体験を提供する。
■キービジュアルエキシビション 「生成AIと解放」展
日程:2023年8月14日(月)~18日(金)
時間:11:00~20:00(最終入場19:30)
会場:WALL&WALL 東京都港区南青山3-18-19 フェスタ表参道ビルB1
入場料:無料(一般来場可)※事前申込は必要なし