（写真左から）イザベル・ユペール、クリット・アンムアイデーチャコーン

　「バレンシアガ（Balenciaga）」が、初めてブランドアンバサダーとして、イザベル・ユペールとクリット・アンムアイデーチャコーンを起用。彼らのクリエイティブな作品、価値観、人生へのアプローチを通して、それぞれのペルソナが現代の「バレンシアガ」のコミュニティを象徴していると考える。

　フランスの女優、イザベルは、130本を超える映画やテレビ番組に出演し、カンヌ国際映画祭の公式コンペティション部門に出品された作品に最も多く出演した女優の記録を保持している。また、何十もの舞台に出演し、100以上の主要な表彰を受け、11の賞の受賞経歴を持つ。

　今回のアンバサダー就任について、イザベルは「バレンシアガは芸術性への情熱と献身を語っています」と述べ、「私はファッションが芸術形式であると常に思っていました。この物語の一部になれることに興奮しています」と語った。

　なお、「バレンシアガ」とはメゾンのフレンドになってすぐ、2021年7月のコラボレーションからスタートし、プレタポルテからクチュールまで、様々なキャンペーンやファッションショーに参加。中でも2023ウィンターキャンペーンでは、ポージングに加え、即興でコミカルなシーンも演じた。

　また、受賞歴のある俳優、歌手、モデルのクリットは、ソウル国際ドラマアワードのアジアスター賞をはじめ、数々の演技賞や新人賞を受賞。「バレンシアガ」の最新のプレタポルテとクチュールショーに出席し、来るプロジェクトでもメゾンとコラボレートする予定だ。

　「バレンシアガはそのクリエイティビティと倫理的なビジョンで私の心をとらえてきました。アーティストとして、バレンシアガのクリエイションは本物の自分自身と個性を世界に表現することを可能にしてくれます。私のキャリアで最も誇らしい瞬間に、バレンシアガは私が選んだ仲間です。バレンシアガのアンバサダーとして、このエキサイティングな旅を続けられることを光栄に思いますしワクワクしています」とクリットは話している。

Courtesy of Balenciaga

■「バレンシアガ」公式サイト