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2023.07.06

「ドリス ヴァン ノッテン」がパリにフレグランス、ビューティー、アクセサリーを扱うブティック「ギャルリー ケ・マラケ」をオープン

©Jean-Pierre Gabriel

 

 「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が、ビューティーコレクションの発表から今年で1周年を迎え、2023年7月4日、仏パリ左岸の中心部にフレグランス、ビューティー、アクセサリーのみを扱うブティック「ギャルリー ケ・マラケ(Galerie Quai Malaquais)」をオープンした。

 

 この新たなブティックは、マラケ通りにあるメンズとウィメンズの 2 つのブティックの並びに位置し、店舗デザインのあらゆるディテールは、ドリス・ヴァン・ノッテンが隅々までこだわり抜いたキュレーションによって完成。

 

 同ブティックは、1625年に初めて建てられたパリの歴史的建造物の中にあり、装飾的な柱頭があるそのファサードの背後には、歴史が感じられる。ピカソやシャガールの初期の作品が展示されたこともあるギャラリー「Galerie Breheret」は芸術革新の中心地となり、その文化的遺産から、「ドリス ヴァン ノッテン ギャルリー」と呼ばれるようになった。

 

©Jean-Pierre Gabriel

 

 この空間を、ドリス特有の美学を反映させるために、フレグランスや、そのコンセプトである“あり得ない組み合わせ”からのインスピレーションを取り入れながら美しく修復した。歴史的なアクセントとコンテンポラリーデザインを並列した。

 

©Jean-Pierre Gabriel

 

 ブティック内では、庭園のオアシスに囲まれたパーゴラのバロック調の風景が描かれたタペストリーが印象的で、ほかにもヴェニーニ・ガラスで構成されたシャンデリアと中央に配置したガラスのショーケースとを一体化させた。スウェーデンのグスタフ朝時代の19世紀のビューローが、テキスタイルやファブリックの鮮やかなシトリン・イエローの色調と調和し、また解体した大理石の床は、フランスの伝統的なカボション・フローリングの革新的解釈として、さまざまな形の白い大理石を使用し職人の手作業によって作り上げた。

 

©Jean-Pierre Gabriel 

 

 全体を黒で埋め尽くした「驚異の部屋(Cabinet de Curiosité)」には、アクセサリーやジュエリーのほか、購入可能ないくつかのアーカイブ・ピースも並ぶ。

 

■「ドリス ヴァン ノッテン ギャルリー ケ・マラケ」

住所:9, Quai Malaquais 75006 Paris
2023 年 7 月 4 日 オープン

 

Courtesy of DRIES VAN NOTEN

 

「ドリス ヴァン ノッテン」公式サイト

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