「クロエ」が「アトリエ・ジョリー（Atelier Jolie）」とのコラボレーションにより、フェミニニティと女性同士のつながりを大切にしたウィメンズウェアのコレクションを発表する。

　「アトリエ・ジョリー」を創設したのは、映画監督であり人道主義者のアンジェリーナ・ジョリー（Angelina Jolie）。同コレクションは「クロエ」のクリエイティブ・ディレクターであるガブリエラ・ハースト（Gabriela Hearst）とアンジェリーナが共同でデザインし、社会と環境の持続可能性を向上させ、より高い透明性と説明責任を果たすという、両者のそれぞれのコミットメントを反映させた。

　「クロエ」の国際的なメーカーとのネットワークとBコープ認証、そして「アトリエ・ジョリー」の倫理的かつサステナブルな活動に関する包括的な設立理念によって強化した今回のコレクションは、メゾンの過去のどのコレクションよりも、低環境負荷な素材を多く取り入れている。

　なお、「クロエ」は、2021年10月にラグジュアリーメゾンとして初めてBコープ認証を取得。Bコープ認証は、ガバナンス、労働者、コミュニティ、環境への影響に関する300以上の質問により、ブランドの社会的・環境的影響を評価する最も厳しい認証のひとつだ。

　レディ・トゥ・ウェアおよびアクセサリーで構成している同コレクションは、流れるようなシルエットと手触りの良いディテールが特徴。イブニングウェアに焦点を当て、アンジェリーナ自身が長年愛用するワードローブからインスピレーションを得て、タイムレスな美しさを表現したという。コレクションの一部では、フェアトレード企業の職人の仕事を紹介し、女性主導の社会的企業にスポットを当てた。また、 複数のルックで、デッドストックや環境負荷の少ない素材を使用した。

　「クロエ × アトリエ・ジョリー（Chloé × Atelier Jolie）」コレクションの詳細は追って発表するという。

Courtesy of Chloé

■「クロエ」公式サイト