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2023.06.04

「グッチ」がGUCCI CHIMEの新コミットメントとビデオシリーズを発表

「グッチ(GUCCI)」は、2023年6月1日、ジェンダー平等のためのグローバルキャンペーン「GUCCI CHIME」の次の10年に向けた新たなコミットメントとビデオシリーズを発表した。「GUCCI CHIME」は2013年に「グッチ」と共同発起人であるサルマ・ハエック・ピノー、ビヨンセ・ノウルズ・カーターによって世界中でジェンダー平等を推進するためのキャンペーンとして創設され、この10年間で185の非営利パートナーおよび92カ国での500以上のプロジェクトを通じて2,150万ドルの資金を調達し、世界中の63万5,000人の女性と少女に直接的な恩恵をもたらしてきた。

 
 そしてこの度、キャンペーン10周年を機に、世界中のジェンダー平等を推進するNGOや草の根運動を展開する組織へのサポートを改めて発表した。そのひとつはUN WomenのGeneration Action Coalitionsとのパートナーシップ。「グッチ」はフェミニスト運動とリーダーシップ)に特化した活動連合で、5年間にわたる民間部門のリーダーとしての活動を継続している。CHIMEキャンペーンのパートナーには、African American Policy Forum、イランのCenter forHuman Rights、Equality Now、Empowered by Vee、Exist Loudly、Formidable Joy、For the Gworls、Global Fund for Womenʼ、Intersectional Environmentalistなど多数の団体が名を連ねる。

 
 また、ジェンダー平等の実現への新たな10年の始まりを告げるキャンペーンとして、映画監督シャーミーン・オベイド・チノイがディレクションを手がけた新しいビデオシリーズを発表。アニー・レノックス、ハリー・ベイリー、ジュリア・ロバーツ、イドリス・エルバ、アーリヤー・バット、セリーナ・ウィリアムズ、ジョン・レジェンド、そして「Gucci CHIME」共同発起人であるサルマ・ハエック・ピノーなどが出演し、それぞれが自身にとってのジェンダー平等が意味することを語る。

 
 ティザー動画では、ジュリア・ロバーツは「女性にとって世界は信じられないほど恐ろしいのです」、テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズは「20年、30年前よりも良くなってはいますが、依然として巨大なギャップがあります」と問題提起し、サルマ・ハエック・ピノーは「このコンセプトが当たり前のこととして受け入れられるようになったら、他の沢山の問題にも変化が起きるはずです。我々のChimeがより大きく響くことを願っています」と語った。また日本からは三吉彩花が登場し、「私がインスパイアを受け、尊敬する女性像は常に自分の真意を持っている女性です」と語っている。

■10 Years of Gucci Chime | Chime For Gender Equality

 このビデオシリーズは、グッチの公式SNSやYouTubeの公式アカウントで順次公開を予定している。

文:田中美貴

Coutesy of GUCCI

 

■「グッチ」公式YouTube

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