「ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）」が、英ロンドンのミシュラン星付きレストラン｢イコイ（Ikoyi）｣と共に｢イコイ ルイ・ヴィトン（Ikoyi at Louis Vuitton）｣をオープン。3回目となるポップアップレストランは、「ルイ・ヴィトン メゾン ソウル」の店内で2023年5月4日～6月15日の期間に営業する。

　今回のポップアップレストランのコンセプトは、“韓国文化の豊かさにインスパイアされた、｢イコイ｣の並外れたテクニックと創造性を味わえるユニークな食の体験を通して、メゾンに受け継がれる｢旅の真髄(こころ)」を再発見する機会を提供すること“だという。

　｢イコイ ルイ・ヴィトン｣では、ヘッドシェフで｢イコイ｣の共同創業者であるジェレミー・チャンが厨房を指揮。新鮮な地元の食材のみを使用し、｢イコイ｣の理念と韓国料理との調和の取れた融合を実現させた。

　ランチメニューは、トロ・トーストの野生小ねぎ添えといった前菜から、韓牛のグリーンゴッデスとクリスピーチリ添え、エビの砂糖漬けとブラックオリーブライスのメインコースまで、どの料理にも多様な文化的影響を滲ませた｢イコイ｣の創意工夫を反映。

　ディナーメニューには、前菜の干し鱈の塩辛、春のナムル、酵母入りベアルネーズのタルトレットや、メインコースの朝鮮人参のクリームキャラメル、シュレンキキャビアのサフランソース添え、鱈、テンジャン･ブールブラン、キャベツのコンフィのとろろ昆布添えといった料理を用意している。

　ランチとディナー、両コースのデザートには、バニラ、ツルニンジン、シナモンとワイルドライス、季節の韓国フルーツとチリなど、ジェレミーシェフが考案したメニューをラインナップ。

　3度目となる今回のコラボレーションでメゾンは、ランチコースとディナーコースから厳選したシグネチャー料理を含むアフタヌーンコースも新たに導入した。

　レストランの内装には、壁面から天井まで滑らかにカーブする木製パネルや、大理石天板の木製テーブルを配し、いずれも｢イコイ｣と「ルイ･ヴィトン」のデザインにおける感性を反映。飾り付けから、スタッフのユニフォームまで、あらゆる要素を綿密に練り上げた。

　さらに、｢イコイ ルイ·ヴィトン｣には、今年の4月に｢ミラノデザインウィーク｣で披露した｢オブジェ･ノマド コレクション｣の新作も数点飾っている。2012年の誕生以来、「ルイ･ヴィトン」の｢オブジェ･ノマド コレクション｣は、60点以上にまで成長。すべて、国際的に著名で多彩なデザイナーたちの手によるものだ。

　｢イコイ ルイ·ヴィトン｣での、ランチコース、アフタヌーンコース、ディナーコースの予約は、アプリ｢キャッチテーブル（Catch Table）｣で受け付けている（先着順）。

Courtesy of Louis Vuitton

■「ルイ・ヴィトン」公式サイト