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2023.04.30

「ゼニア」がMicrosoftと共同開発したAI でショッピング体験をパーソナライズする新たなデジタルエコシステム「ZEGNA X」を披露

courtesy of ZEGNA

 

 「ゼニア(Zegna)」が2023年4月17日、3月に発表したマイクロソフト社と共同開発したAI でショッピング体験をパーソナライズする新たなデジタルエコシステム「ZEGNA X」を披露。同システムを使用し、スタイルアドバイザーのパーソナルな顧客対応とメイド トゥ メジャーサービスを提供する。

 

 マイクロソフトとのコラボレーションにより、「ゼニア」はラグジュアリーサービスに画期的なイノベーションをもたらすと考え、両社のコラボレーション強化を発表。高級小売のサービスにおけるAIの力をさらに探求し、現在、そして未来のサービスをレベルアップさせることを目指す。「ゼニア」の目標は組織を強化、変革してラグジュアリーにおける完璧なサービスを実現すること、そしてデジタルクライアンテリングの最先端を行く存在になることだという。

 

 「ZEGNA X」を活用することで、パーソナライズされた体験を提供し、最高水準のマンツーマンサービスを足掛かりに小売の未来を高めるという課題とチャンスに、ゼニアは向き合っていく。

 

 「ZEGNA X」では、顧客の好みを分析し、スタイルアドバイザーのパーソナルな顧客対応を実現。世界中のスタイルアドバイザーが「ZEGNA X」を活用して、顧客一人ひとりの好みや要望に応じた最適なスタイリングを提案することができるようになる。

 

 また、「メイド トゥ メジャーサービス」とともに、490億通りの服地とスタイルから選択可能なカスタムメイドを 4 週間足らずであつらえ、世界中に届けることができるシステムを実現。さらに、2024年には「ZEGNA X」コンフィギュレーターを「ゼニア」公式サイトに組み込み、顧客が個人のデバイスを使ってオンライン上でラグジュアリーレジャーウェアのアイテムといったコレクションのあらゆるルックをカスタマイズできるようになる予定だ。

ZEGNA X を導入したミラノ、モンテナポレオーネのフラッグシップストアの特別室

courtesy of ZEGNA

 

 なお、4月18日より伊ミラノ、モンテナポレオーネのフラッグシップストアの特別室では「ZEGNA X」の完全体験が可能となり、予約した顧客が体験していく。「ZEGNA X」コンフィギュレーターは今後、特別巡回の一環として世界中の一部店舗に導入される予定だ。

 

courtesy of ZEGNA

 

「ゼニア」公式サイト

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