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2023.04.04
「ロエベ財団」が英国人現代美術作家ケリス・ウィン・エヴァンスの個展へ協賛
「ロエベ財団」が英国人現代美術作家ケリス・ウィン・エヴァンスの個展へ協賛。同展は、タカ・イシイギャラリー主催、草月会の協力により、4月1日(土)から29日(土)まで東京・赤坂の草月会館1F のイサム・ノグチ作石庭「天国」で開催している。
2018 年に同会場にて開催された個展の第二章と位置づけられる本展では、床面から天井に達する光の柱作品に加え、クリスタルガラス製のフルートが自動演奏される立体作品と、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて 」の日本語訳の一部を基にした大型ネオン作品を展示している。
ケリス・ウィン・エヴァンスは、ネオンを用いたテキスト作品に代表される、文学、映画、美術、天文、物理など幅広い分野における先人達の先駆的な試みを引用した立体作品で知られている。「ロエベ」のクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンとも交流をもち、隠喩や抽象化されたイメージが多用される日本文化への理解を共有しているという。
同展公開前日の3月31日(金)にはプレビューイベントも開催。能楽観世流山階彌右衛門氏による舞を披露した。
■ケリス・ウィン・エヴァンス展
会期: 2023 年 4 月 1 日(土)~ 29 日(土)
会場: 草月会館 1F 石庭「天国」(東京都港区赤坂 7-2-21)
開場時間:10:00~17:00PM
定休日:毎週日曜日
画像: 髙橋健治
Courtesy of LOEWE