NEWS
2023.01.17
「エスパス ルイ・ヴィトン 東京/大阪」でそれぞれヴォルフガング・ティルマンスとアルベルト・ジャコメッティの所蔵展を開催
ルイ・ヴィトン財団美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)」が主催する「壁を越えて(Hors-les-murs)」プログラムの一環として、「エスパス ルイ・ヴィトン 東京(Espace Louis Vuitton Tokyo)」と「エスパス ルイ・ヴィトン 大阪(Espace Louis Vuitton Osaka)」で、それぞれ所蔵作品の展覧会を開催する。
「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」では、2023年2月2日から6月11日までの期間、ドイツ人写真家のヴォルフガング・ティルマンスによる「Moments of life」展を開催する。また、「エスパス ルイ・ヴィトン 大阪」では、2月23日から6月25日までの期間、スイス人彫刻家のアルベルト・ジャコメッティを象徴する7点の作品からなる「アルベルト・ジャコメッティ」展を開催する。
1968年ドイツ生まれ、現在はロンドンとベルリンを拠点に活動するティルマンスは、1980年代後半以降、ティルマンスは写真やイメージの創造の境界線を拡張する作品群を発表している。その作風は、サイズの大小、モノクロやカラー、屋内外で撮影されたもの、壁に直接貼り付けたり額装されたりしたものなど、多岐に渡る。また肖像画、静物画、風景画といった伝統的なジャンルに立ち戻りつつ、コピー機での拡大印刷や暗室でも抽象表現など、実験的な試みも行っている。
「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」では、2007年以降よりティルマンスの作品を受け入れ、現在30点を超える作品を所蔵しており、今回の東京においては、コレクションから厳選した作品を紹介する。
一方、「エスパス ルイ・ヴィトン 大阪」では、これまで延期されていた「アルベルト・ジャコメッティ」展の開催が改めて決定した。
同会場において三度目の展覧会開催となる今回は、「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵コレクションからジャコメッティを象徴する「棒に支えられた頭部(Tête sur tige)」(1947年)、「3人の歩く男たち(Trois hommes qui marchent)」(1948年)、「ヴェネツィアの女Ⅲ(Femme de Venise III)」(1956年)、「大きな女性立像Ⅱ(Grande Femme II)」(1960年)、「男の頭部(Têtes d’homme)、ロタール Ⅰ(Lotar I)、ロタール II(Lotar II)、ロタールIII(Lotar III)」(1964-1965年)の7点を展示する。
■ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of life」展
会場:「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」(「ルイ・ヴィトン 表参道」7F)
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5
期間:2023年2月2日(木)〜6月11日(日)
時間:11:00〜19:00
※入場無料。休館日は「ルイ・ヴィトン 表参道」に準じる。事前来館予約は1月26日(木)より公式サイトで受付開始
■「アルベルト・ジャコメッティ」展
会場:「エスパス ルイ・ヴィトン 大阪」(「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」5F)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-16
期間:2023年2月23日(木)〜6月25日(日)
時間:12:00〜20:00
※入場無料。休館日は「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」に準じる。事前来館予約は2月26日(木)より公式サイトで受付開始
Courtesy of Louis Vuitton