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2022.11.13
「マックスマーラ」が東京・表参道にフラッグシップストアをオープン
「マックスマーラ(Max Mara)」が2022年11月19日、東京・表参道に新たなフラッグシップストアをオープンする。
建築家のアンドレア・トニョンが設計を手がけた同店は表参道・青山エリアで2店舗目となるフラッグシップストアだ。敷地面積400平方メートルのタワーは、重力に逆らうように進化を続ける都市の姿を表現。そびえ立つ流線形の構造は、壮大なパゴダ(仏塔/ストゥーバ)を思わせるような佇まいで、パーゴラのような床版はクラウディ仕上げのつや消しメタルを使用した。タワーは、視覚的に傾斜した黒い天井と曲線とをくぼんだコーナーで結び、奥行と空間を感じさる。
店内は、イタリア的美学と壮大な建築を思わせる赤のトラバーチン素材のフローリングに、セメントとカーペットを幾何学模様で交互に敷き詰め、コントラストを際立たせつつ、ぬくもりのある空間に仕上げた。
インスタレーションに合わせたパンチングメタルが印象的な照明は薄暗くしたり、スポットを当てたりと、刻一刻と変化する空間の表情に合わせて調光が可能。内部に設えた金属製の階段、鏡、反射する表面は、光と屈折で不思議な世界を作り出し、建物と外部の境界を曖昧にしている。
商品にフォーカスするための常に進化を続ける空間として、新しいショッピング体験を提供していく。