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2022.10.07
「ミュウミュウ」が2023春夏コレクションを発表 エスター・ローズ・マクレガーやFKAツイッグスもウォーキング
「ミュウミュウ(MIU MIU)」が、2022年10月4日21:00(日本時間)に2023春夏コレクションをパリで発表した。今回のランウェイショーでは、会場デザインをAMOが、サウンドスケープをイーライ・オシェヤックが手掛け、“ファッションとは現実に対する反応を物理的な形に変換する手段”だとするコンセプトのもと、衣服を通して様々なアイディアを探求した。
そもそもファッションは実生活の一部であり、身体を着飾ると同時に、個人と文化にまつわる広い感情や大きなテーマを表現するという目的も含まれている。それは例えば、ポケットという実用的なパーツが装飾と機能の境界を越えて様々な衣服に使用されていることにも通じる。
Courtesy of MIU MIU
テーラードジャケット、コート、シャツ、セーターといったクラシカルなアイテムは2022春夏および秋冬の2シーズンから引用されたもので、レザーやウォッシュドデニムなどの意外性のある素材を用いて昇華された。今シーズンを特徴付けるコットン、シルク、カシミヤは絶妙な色合いで、ナイロントリコットはシャープな色合いで重ねることで表面の質感が引き出された。
またファッションは物理的であるだけでなく、心理的なもの、つまり感情に影響を与え、気分を高揚させるものでもある。ルックそれぞれの表情はテクスチャーによって表現され、ロゴが施されたアンダーウェアやトゥ部分が覗くシューズなど、アクセントとなるディテールも所々に加えられた。
ショーではクリエーションだけでなく、あらゆる性別のモデルを起用することで慣習への挑戦と新しい現実の受け入れが提唱された。今シーズンは1990年中国生まれのアーティスト、シュアン・リーがフィーチャーされた。
そのほかのモデルには、ユアン・マクレガーの娘、エスター・ローズ・マクレガー、イザドラ・バーニー、リンジー・ウィクソン、エセル・ケイン、ミランダ・ジュライ、シビル・バック、エミリー・ラタコウスキー、ベラ・ハディッドらが登場し、締めくくりとなるラストルックはFKAツイッグスが飾った。
写真左から、エスター・ローズ・マクレガー、FKAツイッグス Courtesy of MIU MIU
■来場セレブリティ
さらに、ショー会場とGigiで開催されたアフターパーティーには、少女時代のユナやIVEのウォニョン、エヴァー・アンダーソンをはじめとする多数のゲストが来場した。