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2022.09.05
全国高等学校ファッションデザイン選手権大会「ファッション甲子園 2022」の最終審査会を開催
ファッション甲子園実行委員会が、2022年8月28日に青森県の弘前市民会館で第21回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会「ファッション甲子園 2022」の最終審査会を開催した。
「ファッション甲子園」は21世紀のファッション界を担う人材の発掘および若者の夢の創造をねらいとして実施する高校生による高校生のためのファッションコンテスト。北は北海道、南は沖縄まで全国各地の高校生が自らデザインし制作する衣装で出場し、高校生ファッションNo.1を競う選手権大会だ。
今年で21回目となる「ファッション甲子園 2022」は、応募総数全国83校、2108点で、同一高校に在籍する生徒3名以内1組でチームを編成し、デザイン画での一次審査にのぞんだ。5月下旬に実施した一次審査を経て、21校33チームが進んだ最終審査会は、デザイン画をもとに衣装を制作し、ファッションショー形式で行った。
優勝したのは、神奈川県学校法人石川学園横浜デザイン学院高等課程の「単細胞な...」で、同作は出場チームの引率教員の投票で決定するキラリ賞も受賞している。作品のコンセプトについては、「自分が今、かわいいと思うモチーフだけを組み合わせ、絶妙なバランス感を大切に考えたデザインです。球体を細胞に見立てたイメージと、単純な考え方という言葉の意味から、単細胞をタイトルに選びました。こだわりポイントは、ベースの生地にこだわり、ワッフル生地を自分好みの赤に染めました」とコメントしている。
なお、3年ぶりに会場での開催となった同大会の最終審査会はYouTubeのライブ配信も行った。