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2022.08.11
「マイン」が東京・中目黒にフラッグシップストア「ファーサイド」をオープン
「マイン(MYne)」が2022年8月6日(土)、東京・中目黒にフラッグシップストア「ファーサイド(THE PHARCYDE)」をオープンした。
オルタナティブヒップホップグループ「THE PHARCYDE」に由来するショップ名でオープンした同フラッグシップストアでは、神谷康司ディレクターの思い描くブランド像の変化、自身のバックグラウンドに根付くヒップホップ由来のユースカルチャー、90年代までは当然の様に感じられたハブとしてのショップの役割、これら要因を全て内包できる、現在の「マイン」を具現化していく。
中目黒駅から少し離れた立地を選んだ理由として、「都会からすこし外れたところにお店が欲しかった」と話す神谷ディレクター。「コロナ禍になって人の流れが変わった気がして、逆にこう言った場所の方が来やすいのではないかなと思いました。川沿いは時間がスローに感じてとても気に入ってます」と周辺環境の利点をあげた。
同物件は「外観、内観含め温かみがあり、落ち着ける印象」を感じたという。「お客様にもっと長居できる場を提供できるのではと思ったのが決め手でした。建物を横から見ると蔦が覆い被さっているのも気に入っている点」と話した。
店内には「マイン」のデザインや世界観を演出する大型のカーテンや、ビリビリに引き裂いた壁紙、ニューヨークの地下鉄をイメージしたモザイクタイルなど、どのジャンルとも説明し難い独特な内装に、1970 年代製のヴィンテージスピーカーが特徴的だ。また、「マイン」のクロージングアイテム以外にも、アートや写真の展示会、気鋭アーティストの個展、親交あるブランドのポップアップなど、世代・性別・ジャンルなどあらゆるカテゴリーをクロスオーバーさせた文字通りオルタナティブな空間を演出していく。
新しい店でやりたいこととして、「枠にはまらないことを展開していきたいです。人と関わることで、物ができてカルチャーが生まれていく。これもコロナの影響も大きいですが、年に数回しか会えない人がいたり、かつて遊び場だった場所も商業ビルに変わっていきファッションを楽しむ場、遊ぶ場が減ってしまったことで人と会う機会が減ってしまった気がします。なので純粋におしゃれして遊ぶ場所、交流できる場所を作っていきたいなと思っています。これからどんどん洋服だけに限らずお客様を巻き込んでお店を成長させていきたいです」と話した。
オープン前日には、レセプションパーティーを開催。様々なジャンルの関係者が駆けつけ、当日はケータリングに焼きそばやビール、入り口スペースではTシャツにシルクスクリーンプリントの実演ノベルティも行った。
Courtesy of Myne
■フラッグシップストア「ファーサイド」
営業日:毎週4日営業(火、金、土、日曜日)
営業時間:12:00~20:00
連絡先:070-6660-0692