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2021.10.29
ZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」始動
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎)は、ZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」(ゾゾモ)を、11月1日(月)より始動する。
コロナ禍によりファッション業界が影響を受ける中、当社は昨年より、ZOZOTOWNの販売力を通じてファッション業界の下支えに努めてきた。この度始動するZOZOMOは、ZOZOTOWNとブランド実店舗、ブランド自社ECをつなぎ、ブランド実店舗の売上を支援するプラットフォームです。ZOZOTOWNを通じて蓄積したファッション領域の膨大な知見と、ファッション好きの当社スタッフならではの視点、年間購入者数989万人(※1)を誇るZOZOTOWNの販売力を活かし、ファッション業界のOMOを推進し、ブランド実店舗の売上を支援する複数のサービスを展開する。
(※1)2020年10月1日から2021年9月30日までの間に1回以上購入したアクティブ会員数とゲスト購入者数の合計
ZOZOMOが展開する3つのサービス
①ZOZOTOWN上での「ブランド実店舗の在庫確認・在庫取り置き」
ZOZOTOWN上で「ブランド実店舗の在庫確認・在庫取り置き」が出来るサービスを提供開始。ブランドは、ZOZOTOWNを訪れるお客様へ実店舗の在庫情報をお知らせすることで、実店舗への集客と、実店舗における別商品のあわせ買いが期待できる。ファッション領域で実店舗の在庫取り置き機能を用いてECモールから様々な商業施設や直営の実店舗へ送客を行う本サービスは、ZOZOTOWNと同等規模のECモールで国内初となる画期的な取り組み。11月1日(月)よりZOZOTOWN上で、ユナイテッドアローズやシップス、F・O・インターナショナル様など、大手セレクトショップをはじめとした複数ブランドの実店舗の在庫確認が可能となる。今後、対応ブランド・ショップ数は、順次拡大していく予定。また、実店舗の在庫確認機能に対応したブランド様から、在庫取り置き機能への対応も順次進めていく予定。
②ショップスタッフの販売サポートツール「FAANS」
ZOZOTOWNが提供する「FAANS」(ファーンズ)は、ECでお買い物を楽しまれるお客様とショップスタッフの新たな接点を創出し、ショップスタッフの効率的な販売をサポートするショップスタッフ専用ツール。ZOZOTOWNが持つECでの販売ノウハウと、ショップスタッフが持つ実店舗での販売ノウハウを掛け合わせ、オンラインとオフラインをシームレスにつなぐ新たな販売方法を実現する。
ローンチ時のFAANSでは、ZOZOTOWN上で実店舗の在庫取り置きを希望したお客様への対応を、ショップスタッフがFAANS上の簡単操作で完結できる機能を導入する。この機能により、ショップスタッフは店舗での接客の隙間時間に、スムーズに在庫取り置きの対応をすることが可能となる。また、今回導入した機能を第一弾として、今後もFAANSを通じた「コーディネート投稿機能」や、投稿コーディネート経由の売上等を可視化する「成果確認機能」の正式リリースを予定しており、さらに「LIVE配信やオンライン接客機能」等の構想についても検討中。
FAANSは、ファッションを通じたコミュニケーションでショップスタッフとお客様をつなぎ、オンラインとオフラインを問わず、ショップスタッフとお客様との接客機会を創出する。そして、「アパレルリテールテックサービス」として、ファッション業界の新しい仕事道具となることを目指す。
③ブランド自社ECとZOZOTOWNの在庫シェアリング「Fulfillment by ZOZO」
「Fulfillment by ZOZO」(フルフィルメント バイ ゾゾ)(※2)は、ZOZOTOWNの在庫とブランド自社ECの在庫を一元管理することで、各チャネルにおける商品欠品による販売機会の損失を最小化するサービス(2019年5月開始)。なお、同社が運営する「ZOZOBASE」がブランド自社ECの物流機能も担うため、ブランド様は倉庫拡張に伴う設備投資や人件費、人員の採用・在庫保管料のコストがかからない。
Fulfillment by ZOZOは、MARK STYLERや、F・O・インターナショナルなどの多数ブランドにご利用している、ZOZOTOWNと自社ECの両軸で効率的な販売が行えることに加え、ZOZOBASEによる物流の安定稼働についても評価をもらっている。
(※2)Fulfillment by ZOZOのサービス詳細は、下記のサービスページをご参照ください。
https://fbz.zozo.com/
ZOZOMOが提供する販売の仕組み