NEWS

2021.01.26

ライブコマース活用型の越境オンライン展示会を開催 国内メーカーの新商品を中国語でライブ配信、海外販路開拓へ

 アパレル雑貨の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を運営する株式会社ラクーンコマース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:和久井 岳)は、その海外版となるBtoBの越境ECサイト「SD export(エスディーエクスポート)」で、ライブコマースを活用したオンライン展示会を1月26日より開催する。

 新型コロナウイルスの影響で海外往来が制限されるなか、対面での展示会に代わる方法として、日本商品を現地で購入する海外小売店(海外バイヤー)に向けた先行受注商品の販売・PRを支援。開催期間中は1日1社の国内メーカーがライブコマースに登壇し新商品を紹介予定です。主に台湾、香港、マカオを対象に中国語で同時翻訳し、視聴者である海外バイヤーからもリアルタイムに質問を受け付けする。双方向のコミュニケーションをとりながら商品情報を伝え、国内メーカーの海外販路開拓につなげる。

<イメージ写真>

■背景と概要

 

 コロナ禍で日本のメーカーは海外展示会への出展や現地での営業活動が制限され、海外バイヤーが日本に仕入れに来ることも難しい状況となっている。そのため新たな販路開拓に支障が生じているほか、現在の緊急事態宣言下ではさらに厳しい状況が予想される。

 これらの状況で注目されているのが越境ECプラットフォームを活用した海外販路開拓です。ラクーンコマースは、2015年にBtoB越境EC「SD export」を開始し、2020年はニーズの高まりにより流通額が前年同期比200%超*1を記録した。

*1:2019年5月~10月と2020年5月~10月の比較。*2:2020年9月1日~18日の期間で国内向けオンライン展示会を開催。参加した企業の商品の購入会員数は前年同期比で約144%、一方オンライン展示会に参加しなかった企業の購入会員数は約134%となり、参加企業のほうが約10%高い結果に。

 SD exportは日本国内のアパレルや雑貨のメーカーと、海外バイヤーが取引できるBtoBの越境ECプラットフォームです。世界134か国を対象に、マッチングから受注、決済、貿易事務、物流まですべてをオールインワンで提供している。

 現在SD exportには約68万点の商品が掲載されているが、これまで新商品や先行受注商品の発表の場はなかった。コロナ禍で海外往来が制限されていることに加え、先行して実施した国内向けのオンライン展示会において参加企業の商品購入者数が不参加企業と比較して10%増*2となった実績を受け、このたびの海外向けオンライン展示会の開催を決めた。なお本展示会は、春節時期に仕入れ目的の訪日が厳しい状況を見越して、台湾や香港、マカオの海外バイヤーを主な対象としている。 

 今後もSD exportは、定番品から先行受注商品まで全ての商品を海外に販売・PRできる越境ECとして、日本のアパレルや雑貨メーカーの海外販路開拓を支援していく。

開催期間:2021年1月26日~2月10日
公式サイトの詳細情報URL:https://www.superdelivery.com/en/contents/online_exhibition/

メールマガジン登録