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2018.03.12

ソニー ミラノデザインウィークに8年ぶり参加へ

ソニー・クリエイティブセンターの長谷川豊クリエイティブセンター長(右)と、田幸宏崇チーフアートディレクター

 

 ソニーは、今年4月に伊ミラノで開かれる「ミラノデザインウィーク」に8年ぶりに参加すると発表した。同社クリエイティブセンターのR&Dチームが2015~2018年にかけて研究開発したテクノロジーを披露するもので、日常生活の中の実用的なプロダクトや空間に落とし込み、「ユニークな体験を提供する」(同社)という。会場では、「Echoes」「Under the Light」「Tactile Objects」といったコンセプトのもと、“情報更新できるポストイット”や“人工の陽だまり”など、現実の環境を拡張させるインタラクティブな作品を展示。技術体験ができるスペースも設ける。

 

 同センターの田幸宏崇チーフアートディレクターは、12日に行われた記者会見で、「スマートフォンやIoTの急速な普及に伴う多重な情報や自動化のシステムは人にとって心地いいものなのか、という問いがあるなか、デザインやテクノロジーが最小限の情報でどう実際の生活に根差していけるかを試みた。本来、R&Dチームの研究内容を公開する計画はなかったが、“体験”に落とし込むことで、その可能性を問うてみたい」と話した。

 

 長谷川豊クリエイティブセンター長は、「技術を“翻訳”してユーザーに届けるのが私たちの役目。技術をユーザーに発信し、フィードバックすることによって、それがユーザーにとってどういう価値があるのかを理解する。プロダクトとしての価値ではなく体験を生み出せるものをデザインする」とコメント。「ミラノデザインウィークへの出展を皮切りに、その発信を強めていきたい」とした。8年ぶりの出展については、「技術的に実現可能な中でお見せできるタイミングだった」(長谷川氏)と説明した。

 

ソニーデザイン「Hidden Senses」ミラノデザインウィーク出展概要
■会期:2018年4月17日(火)~4月22日(日)
■プレスデー:2018年4月16日(月)15:00~19:00
■会場:Spazio Zegna, Via Savona, 56/A, Milano
■ウェブサイト:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/design/info/mdw2018/index.html

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