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2020.10.07
アダストリアが手掛ける韓国人気セレクトショップ「ALAND」渋谷・井の頭通りに日本初の路面店オープン
10月8日(木)に、アダストリアが手掛ける韓国人気セレクトショップ「ALAND」が渋谷の井の頭通りに初の路面店をオープンする。同店舗は、2階建てのフロア構成で、1階はユニセックス、雑貨やコスメ、2階はメンズとレディースをそれぞれ展開し、店舗全体の面積は約627平方メートル。
店舗の1階ではユニセックス、雑貨やコスメを展開している
韓国のポップカルチャーを好む日本の消費者に対し、「ALAND」の世界観を可能な限り再現するため、同店舗の内装デザイン、什器はもちろん、BGMの決定にいたるまで、本国の監修のもと行われたという。また、同ストアのコンセプトには「鮮度」と「多様性」の2つのキーワードを掲げており、今シーズンは約100の韓国の新鋭ファッションブランドを展開する予定。コスメ関連では、約20の人気ブランドが結集。
店舗の2階では旬の新鋭ブランドを中心に展開
全体の商品構成の約7割がトップス、平均価格は6,900円。その他、アウターは15,000円程度、アクセサリーやコスメは2000円~4000円の価格帯で設定している。日本へ上陸する以前からすでにSNS上で話題となっており、同ブランドの日本公式Instagramアカウントは現時点で約2万人のフォロワーを有する。フォロワーはZ世代のみならず、20代後半~30代のフォロワーも一定数いるという。同社がメインターゲットとする顧客層は20代の男女で、インスタライブなどSNSの生配信を活用して、ブランドの最新情報を発信している。
店舗内では至る所にWi-Fiのパスワードが提示されるといった工夫もみられる
SNSとの親和性が高いという点から、店舗では、来店客が店舗全体を撮影スポットとしてリアルタイムの発信に利用できるという。また、SNS投稿のための撮影を促すように、店舗内では至る所にWi-Fiのパスワードが提示されるといった工夫もみられる。初年度の売上は7億円を目指し、店舗数は今後、日本全国で30店舗の展開を進める予定。10月14日には、アダストリアの直営EC「.ST」内において、「ALAND」のページをローンチする。