Origami株式会社（東京、康井義貴社長）は、スマホ決済アプリ「オリガミ（Origami）」に、2つの新機能を追加した。行きたいお店をマップ表示で効率的に見つけることができる「マップ」機能と、スマートフォンやPCでの「QRコード」表示機能。

　マップ機能は、「オリガミ」のトップ画面に、ユーザーが今いる場所の周辺地図を表示。併せて同アプリに加盟している店舗の最新情報を瞬時に表示する。加盟店をもっと簡単に探せるようにしてほしいというユーザーの声をもとに開発した。

　店舗の最新情報は従来、写真と文章で一覧表示されていたが、地図上でも表示することで、直感的に情報を入手でき、現在地の近くにある「オリガミ」加盟店を探すことができるようになる。Android用アプリは配信中。iOS用アプリは2018年1月上旬にリリースする。

　また、QRコード表示機能の追加によって、店員が提示したウェブブラウザ上のQRコードを、ユーザーが読み取ることで、簡単に決済を完了させることができるようにした。従来は、店舗側がiPadでQRコードを表示するか、QRコードが印刷されたステッカーを設置していた。レジ前にステッカーを置くスペースがないという中小企業・店舗にも対応する。

　「オリガミ」は、決済プラットフォーム「オリガミ ペイ（Origami Pay）」を搭載したスマホアプリ。加盟店は、ダイレクトかつパーソナルに顧客とつながることで、ロイヤルカスタマー醸成などの販促支援をスムーズに行える。ユーザーは、スマートフォンに専用のお財布を持つ感覚で利用できるため、キャッシュレスかつお得な決済手段として利用できるメリットがある。現在、大手百貨店や、大型ファストフードチェーン、タクシーなどの交通会社、インテリア雑貨店舗などがサービスを導入している。

■Origami