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2025.03.08
「ルイ・ヴィトン」がビューティーラインの「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」をローンチ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、ビューティーラインの「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」をローンチ。なお、2025年秋に発売する「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」の製品ラインナップの詳細は、今後発表していく予定だという。

「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」のコスメティック部門、クリエイティブ・ディレクターには、メイクアップアーティストのパット・マクグラス(DBE、デイム・コマンダー)が就任。パットは、2015年には自身の名を冠したブランド「パット マクグラス ラボ(Pat McGrath Labs)」を立ち上げ、これまで「ルイ・ヴィトン」をはじめとする数多くのデザイナーやファッションメゾンとのコラボレーションをしてきた。
さらに、2014年に大英帝国勲章5等勲爵士(MBE、メンバー)を受章し、2021年にはエリザベス2世女王陛下から、メイクアップアーティストとして史上初そして唯一の「デイム」の称号を授与されている。
創業以来、旅に寄り添ってきた「ルイ・ヴィトン」。歴史の中には、美容製品や香水、化粧品を持ち運ぶために製作したバニティケースなど、ビューティーにまつわる製品もあった。
1920年代にはパウダーコンパクトやブラシ、ミラーをデザイン。また、メゾンのアーカイヴには、1925年に製作した2つの特別なアイテムも保存している。1つは「ル・ミラノ(Le Milan)」で、ソプラノ歌手、マルト・シュナルのために作ったオーダーメイドのキット、もう1つは、ポーランドの作曲家、ヤン・パデレフスキへのトイレタリーケースだった。
また「ルイ・ヴィトン」初のウィメンズ・バッグは、化粧品といった毎日の必需品を持ち運ぶために考案している。「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」では製品に加え、ライフスタイル&ビューティー体験を創造していく。

パット・マクグラス
パットは今回の「ルイ・ヴィトン」のコスメティック部門クリエイティブ・ディレクター就任に際し、「20年以上、ルイ・ヴィトンのファッションショーのバックステージで活動してきましたが、ラ・ボーテ ルイ・ヴィトンの立ち上げにあたり重要な役割を担うことができ、とても興奮している。これは、卓越した職人技やクリエイティビティ、革新性の結晶。メゾンのビューティーの世界は単なる製品を超え、私たちがここで生み出すものはラグジュアリービューティーの新次元を切り拓くでしょう」と語った。
Courtesy of Louis Vuitton