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2025.01.23

「ロエベ」が初の大型展覧会である「ロエベクラフテッド・ワールド展クラフトが紡ぐ世界」を東京・原宿で開催

 「ロエベ(LOEWE)」が2025年3月29日から5月11日の期間、初の大型展覧会である「ロエベクラフテッド・ワールド展クラフトが紡ぐ世界」を東京・原宿で開催する。

 

 同展覧会は2024年に上海で初めて開催し、その後は世界を巡回。「ロエベ」の歴史、スペインの伝統、手仕事への献身を称え、「ロエベ」のファッションに対する前衛的なアプローチと世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介している。

 

 日本は「ロエベ」がヨーロッパ圏外に初めて出店した国であり、1973年にその一号店をオープン以来「ロエベ」と日本は文化的対話を続けてきた。今回の展覧会は、建築設計事務所OMAとのコラボレーションでデザイン。1846年にレザー職人が集う工房としてスペイン・マドリードで創業してから世界有数のファッションブランドに成長するまでの「ロエベ」の進化を彩ってきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々を楽しめる。

 

 アートとカルチャーの同展は、手で物をつくりだす喜びについても言及。来場者はスペインの風景と音を感じ、パリのランウェイの最前列を体験し、インタラクティブな部屋の数々では、スタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタをはじめ、近年の「ロエベ」のコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入することができる。

 

 また東京での開催を記念して、「ロエベ」が日本国内外でおこなってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する作品を特別に展示し、会場デザインを再解釈。

 

 同展覧会では京都で400年以上にわたり茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、クラフトプライズ(Craft Prize)のファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品も並ぶ。

 

 なお、「ロエベクラフテッド・ワールド展クラフトが紡ぐ世界」は「LOEWE FOUNDATION(ロエベ財団)」が支援している。

 

  • 16代大西清右衛門 四方覆垂釜 2016年

  • アルバート・ヨークTwo Trees in Landscape 1970年頃

  • アンセア・ハミルトン《The Squash》のためのヘルメット 2018年

  • 「ロエベ」2024秋冬ウィメンズランウェイコレクション

  • 「ロエベ」2024秋冬ウィメンズランウェイコレクション

  • ビヨンセが2023年のルネッサンス・ワールド・ツアーで着用した「ロエベ」のカスタムウェア:「ロエベ」2022 秋冬ウィメンズコレクションを着想源に

  • テイラー・ラッセルがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された2024年のメットガラ 〈眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき〉で着用した「ロエベ」のカスタムウェア

  • 「ロエベ」2024秋冬ウィメンズランウェイコレクション

■「ロエベクラフテッド・ワールド展クラフトが紡ぐ世界」
開催場所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6
JR山手線「原宿」駅徒歩2分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅直結
開催期間:2025年3月29日(土)~5月11日(日)
開催時間:9:00~20:00(最終入場時間 19:00)
*入場無料(予約制)

 

Courtesy of LOEWE

「ロエベ」公式サイト

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