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2022.08.29
オンワード樫山 D2C事業強化へ 2ブランドを来春始動
オンワード樫山は2023年春に、D2Cでのさらなる事業拡大と顧客接点拡大を目的としてプラットフォーム型ファッションブランド「NAVE(ネイヴ)」をスタートする。
「ネイヴ」は時代性の高いファッションやカルチャーをミックスさせ、常に新たな価値を生み出す企画開発のプラットフォーマーを目指す。ボーダーレス、ジェンダーレス、エイジレス、シーズンレスと多様化が加速する生活者の思考をとらえながら、ファッションアイテムやイベントを通じて新しい時代の顧客とのつながりを追求するという。
商品展開は、アパレルアイテムに加え、ファッションをベースとしたライフスタイルグッズやビューティ&ヘルシー、フードなどの展開も順次計画。初年度はふたつのオリジナルブランドのほか、エンターテイメントやカルチャーとのコラボラインをスタートする。
オリジナルブランドでは、スタイリストの福田亜矢子氏をディレクターに迎えたトレンド型リアルクローズブランド「Nave(ネイヴ)」、スタイリストの斉藤くみ氏がディレクターを務めるベーシック型ネオスタンダードブランド「ReNAVE(リネイヴ)」を展開する。
また、アーティストやブランド、エンターテイメント、カルチャーとのコラボライン「×NAVE(バイネイヴ)」を同時発売するという。
来春のブランドデビューに先駆け、今年10月25日にブランドデビューショー、10月25日~26日に展示会を開催するほか、「バイネイヴ」のティザーポップアップイベントを11月末~12月にかけて開催する予定だ。
ブランドデビュー時にはリアルストアでの限定展開と、オンワードグループの通販サイト「オンワード・クローゼット」での販売を予定している。なお、「ネイヴ」のトータルプロデューサーには数々のブランドプロデュースやMDコンサルティングなどを手がける宮井雅史氏を起用している。