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2019.10.03
マカオの注目デザイナー30組が参加 「マカオファッションフェスティバル2019」10月17~19日開催 中華圏・ポルトガル語圏からも誘致
マカオのファッションデザイナー&ブランドが最新コレクションを披露するファッションイベント「マカオファッションフェスティバル2019」(主催:マカオ生産力科技轉移中心(CPTTM)、マカオ貿易投資促進局(IPIM))が10月17~19日の3日間、世界最大級のカジノ・リゾート「ザ ベネチアン マカオ リゾート ホテル」で開かれる。マカオのファッション産業振興を目的として、マカオ政府と民間組織による非営利組織CPTTMが、毎年10月に開催しているもの。マカオ発のファッションデザイナー&ブランドを中心に、ランウェイ形式によるファッションショーや、ショーケース展示を実施する。
10回目を迎える今年は、マカオ発ブランド約30組が参加。また、マカオ唯一のファッション&クリエイティビティーのスペシャリスト養成機関「ハウス・オブ・アパレル・テクノロジー」の生徒らによるコレクション披露や、実技・ビジネススキルなどが評価対象となるサンプル製作コンテストの作品披露・授賞式なども行う。
マカオは現在、ファッションデザイナーの国際市場進出やビジネスチャンスの創出サポートに政府をあげて取り組んでおり、2018年10月展は、開催場所を同じホテル内の大型ボールルーム(約1,300平米)に移動し大型プロモーションを実施。海外勢を含め39のデザイナー&ブランドがランウェイショーを行い、前の年の2.5倍となる3,600人を動員した。
また、中国が掲げた一帯一路推進に沿い、中華圏やマカオの公用語の1つであるポルトガル語圏からデザイナーを積極的に誘致。「一帯一路ファッションパレード」と題した初日のオープニングショーで、中国や台湾、香港などの中華圏、ジャカルタやブラジル、アフリカ大陸カーボベルデ共和国など7カ国・地域のファッションブランドがランウェイショーを行う。
「マカオファッションフェスティバル 2019」のメインビジュアル。
衣装はマカオ発ブランド「AXOXYXOXS(アノニマス)」(ハ・ウォン、クアンペン・チョン、ワン・トム)のもの
■おもな参加ブランド(カッコ内はデザイナー名)
ANIFA―マカオ
Auralo Arte(Lo Ka Heng&Choi Wai Leng)―マカオ
A8原創(Gao HongYan)―中国・広州
Borana(Patiara Aguiar)―ポルトガル
DECOM―マカオ
FAVE by Kenny Li(Kenny Li)―香港
FSZ(SifanZhao)―中国・深セン
Hanz Herzl Pableo aka Hanz Coquilla(Hanz Coquilla Alta Costura)―フィリピン
HongMei(ワン・チェンウ)―マカオ
iGift―マカオ
Lexx Moda―マカオ
MACON(ジェーン・チャン)―マカオ
MaConsef―マカオ
Praia(Jael Monteiro)―カーボベルデ
RAEGITAZORO(Raegita Oktora)―インドネシア
Siu David(David Siu)―マカオ
SOPHIAWU(Sophia Wu)―台湾
Soul Men(Leo Wong)―マカオ
WORKER PLAYGROUND(Vincent Cheang)―マカオ
ジュエリー:
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