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2025.05.09
JR3社の24年度商業施設事業 客数戻り、訪日客の需要増で増収増益
JR3社(東日本、東海、西日本)の25年3月期連結決算で、流通業や駅ビルなどの不動産業は、客数の戻りやインバウンド需要の増加に加えて、客単価が伸びたことなどで増収増益となった。
JR東日本の流通・サービス事業は、駅を交通の拠点から「ヒト・モノ・コトがつながる暮らしのプラットフォーム」に転換する取り組みを進めている。エキナカ店舗の売り上げが増加し売上高は3937億円(前期比6.6%増)、営業利益605億円(15.0%増)と3期連続で伸びた。物販・飲食(全体)は6.0%増。このうちエキナカ事業などを展開するJR東日本クロスステーションのリテール部門は既存店が6.7%増、フーズ部門の既存店は7.0%増だった。