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2025.06.09
「プラダ」が大阪で「PRADA MODE」を開催

「プラダ(PRADA)」が、2025年6月4日から7日にかけて、大阪で12回目となる「PRADA MODE」を、建築家の妹島和世とコラボレーションした「犬島プロジェクト」とともに開催した。妹島和世建築設計事務所を主宰し、そしてSANAAの共同創設者である妹島との「PRADA MODE」は2回目であり、妹島の犬島に対するビジョンをこの2 つのイベントでは示した。
「PRADA MODE」は、アーティストのカールステン・ホーラーが手掛けたアイコニックな「Prada Double Club」から自然発生的に生まれた、アート、音楽、食、エンターテイメントの分野を横断して 一期一会の体験を提供する現代文化をテーマにしたイベントシリーズ。今回は妹島による犬島での変革的プロジェクトを紹介する展示を大阪で行った。
「PRADA MODE 大阪」は、6 月7日に妹島を称えるプライベートディナーと多彩なアクティビティで幕を開け、6月8日から15日までの期間に一般公開している。
オープニング当日には二つのトークイベントを開催。建築家である安藤忠雄の講演「まちは人がつくる」では、安藤が取り組んできた日本国内外の建築・都市開発プロジェクトを紹介し、自身が生まれ育った大阪についても語った。
「成都の街、東京の街」と題した建築家の劉家琨と西沢立衛による対談では、異なる都市スケールと文化背景を持つ中国の成都と日本の東京における、それぞれの都市設計アプローチやプロジェクトについて議論した。
他にもつまみ細工のワークショップや、ライブ音楽パフォーマンス、映像上映など様々なプログラムを開催した。
「犬島プロジェクト」では「PRADA MODE 大阪」に先駆けて、数日間にわたる関連イベントの先行公開を犬島で行った。瀬戸内海に位置する犬島では、島内でのプライベートプレビューを開催。「プラダ」と妹島は「犬島ライフギャラリー」に新たに設置した恒久的パビリオンを発表した。同パビリオンは妹島の設計によるもので、「プラダ」から島へ寄贈。また、イベントでは犬島の歴史、妹島が過去 17年間にわたって手がけたプロジェクト、そして島の未来に対する彼女のビジョンも紹介している。
なお、「PRADA MODE 大阪」の会場となったうめきた公園には、プラダ アンバサダーのチョン・ソミ、チェン・ハオユーを始め、アイナ・ジ・エンド、大倉忠義(SUPER EIGHT)、窪塚洋介、仲里依紗、生見愛瑠、のん、橋本愛、村上信五(SUPER EIGHT)、森山未來、山本美月、吉岡里帆(五十音順)らセレブリティが来場した。
来場セレブリティ