ナカアキラ人材育成部会長

　東京ファションデザイナー協議会（CFD TOKYO）が、2024年度の人材育成ブランドとして「パノルモ（PANORMO）」、「エンス（ENSW）」、「ホウガ（HOUGA）」、「ベースマーク（BASE MARK）」の4ブランドと特別支援枠として、「ユウアサノ（YUASANO）」を選出した。

「パノルモ」花井悠希デザイナー

「エンス」伴野朱音デザイナー

　同事業では、中小企業診断士による経営支援と、選定委員による主にMDの見直し、営業支援などのメンタリングを2025春夏シーズンまで実施。それぞれの分野のメンターを付け、1年掛けてサポートをしていくというもので、昨年末に公募していた。

　5人の選考委員による選考委員会を実施し、MDの見直しと営業対策がメインの課題の方が多かったため、選考委員全員で、選出した4ブランドをメンタリングしていくことになったという。

「ホウガ」石田萌デザイナー

「ベースマーク」金木志穂デザイナー

　今後は、ストラテジーメンターによる企業診断、プロジェクション、ファイナンス、事業計画の推進についての相談からスタートする。続けて2025秋冬の個展に5人の選考委員が訪問し、4月にストラテジーメンターと選考委員全員によるメンタリング会を設定・実施。2025秋冬シーズンの資料やサンプルを見ながら、2026春夏シーズンに向けたメンタリングを行っていく予定だ。

「ユウアサノ」浅野優デザイナー

　また特別支援枠の「ユウアサノ」には、ストラテジーメンターからの事業計画支援を行っていく。

■東京ファションデザイナー協議会公式サイト