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2025.04.19

「プラダ」がニコラス・ウィンディング・レフンと小島秀夫が考案した展覧会「SATELLITES」のレセプションを「プラダ 青山店」で開催

 「プラダ(PRADA)」が2025年4月17日、デンマークの映画監督ニコラス・ウィンディング・レフンと日本のゲームクリエイター小島秀夫が考案した展覧会「SATELLITES」のレセプションを「プラダ 青山店」で開催。展覧会「SATELLITES」は4月18日~8月25日まで開催している。

 

 「プラダ 青山店」の5階では、ニコラスと小島による新たなコラボレーション作品「SATELLITES」を展示。同作品は両者の選択的な一体感を浮き彫りにし、二人のクリエイターが個の枠を超え、言語の壁を越えることを可能にした。10年以上にわたり、両者が共に培ってきた思考プロセスによって育まれたつながりの中で、生まれた作品やアイデアは二人の関係性と融合している。

 

 「プラダ 青山店」の5階は、細部までこだわったミッドセンチュリー風のワンベッドルーム・アパートメントとして生まれ変わった。ソファ、ベッド、ランプ、電話などの日常的な家具を、過ぎ去った時代から持ち込まれたかのように配置し、来場者を別の次元へと誘う現実感のある家庭空間を創り出した。

 

 このインスタレーションは、レトロフューチャーな宇宙船を模した6台のテレビで構成。テレビのパネルを切り開き、電気部品、配線、回路基板といった複雑な内部構造を露わにした。これらのテレビスクリーンでは、映像として浮かび上がらせたニコラスと小島が深く思索的な対話を交わしている。彼らの対話は、友情、クリエイティブなコラボレーション、新しいテクノロジーと創造性、アイデンティティとコミュニケーション、死とその先に残るものなど、多岐にわたるテーマを探る。

 

 会場近くの更衣室が舞台のインスタレーションの第2部は、室内にカセットプレーヤーを設置し、その周囲にはテープを山積みにしている。テープにはサウンドバイトや映画のサウンドトラックを収録し、ニコラスと小島の対話をさまざまな言語でAI翻訳し、織り交ぜた。来場者は、それぞれのテープに収録した異なる言語を探りながら、自分だけのユニークな対話を組み立てていく。

 

 「SATELLITES」では、存在と不在、物質と非物質、アナログとデジタルが、継続的な探求の軸となる。来場者は展覧会そのものを体験するために、この探求のプロセスに参加することを求められる。

 

 なお、レセプションには俳優の永山瑛太、本田翼、西野七瀬、モデルの道休蓮らが出席し、ミッドセンチュリー風の空間で展開される二人のクリエイターによるインスタレ―ションを楽しんだ。

 

来場セレブリティ

  • 永山瑛太

  • 本田翼

  • 西野七瀬

  • 道休蓮

敬称略

 

 

Courtesy of PRADA

 

「プラダ」公式サイト

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