「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA ）」が2023年5月24日にブラジル・サンパウロでアートイベント「ザ スクエア サンパウロ（The Square São Paulo）」をスタート。同イベントは、「ボッテガ・ヴェネタ」の文化交流プログラム「ザ スクエア（The Square）」の最新版で、同ブランドのブラジル展開10周年を記念するもの。5月27日から6月3日まで一般公開している。
 

　会場は伊ローマ生まれでブラジルのミッドセンチュリーを代表する建築家、リナ・ボ・バルディの私邸「カーサ デ ビード(ガラスの家）」。同ブランドの価値であるクラフト、創造性、自己表現を具現化し、アーティスト、ゲスト、そして一般の人々が好奇心と対話を刺激する没入型のサイトスペシフィックなイベントに集うことで形作るものとしている。
マリ・ストックラーがキュレートした11日間のプログラムでは、ブラジル各地から集められたアーティストやアート作品を通じて、イタリア生まれのボ・バルディのレガシーに敬意を表し、彼女とブラジル文化の交わりを探求し、あらゆるブラジルの創造性を称えた。
 

このイベントは、時間、幾何学と精神性、ブラジルのカウンターカルチャー、ボサノヴァのルーツに関する4つのテーマに分けてキュレーションしている。4つのコースに沿って編集された4冊の本も、ボックスセットとして限定で出版するという。

■ボックスセットで限定出版する４冊の本

　同ブランドのアートイベント「ザ スクエア」は2022年4月にドバイ、7月に東京でも開催した。

■「ボッテガ・ヴェネタ」公式サイト