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2022.09.09
「フェンディ」が原宿表参道欅会と共に「TSUNAGU – 表参道 ストリート アート プロジェクト –」第2弾を発表
「フェンディ(FENDI)」が、「原宿表参道欅会」と共に、「TSUNAGU – 表参道 ストリート アート プロジェクト – (TSUNAGU – Omotesando Street Art Project –)」の第2弾を発表。
第2弾では、米ニューヨークを拠点に活動する日本人写真家の今坂庸二朗氏が同プロジェクトのタイトルでもある“TSUNAGU(つなぐ)”をテーマに制作した3点の未発表アートを掲出。昨今の環境危機や産業開発により急速に変化している自然のロケーションを被写体に選び、その移りゆく姿とかたちを壮大なスケール感のある写真で描き出した。
今坂氏は、「私の作品は今まさに失われつつある自然環境を映し出すことで、私たちの環境危機に対する意識を喚起すると同時にそこで暮らし、その景色を守り次世代につなごうと努力する人々の存在を観る者に想起させます。その交わりにこそ、未来につながる“希望”の所在があると思うからです」と話した。
2022年4月、街の景観向上を目的に発足した同プロジェクトは、アートを通じてポジティブなメッセージとエネルギーを、多様な人々が行き交う原宿表参道の街に届けたいという思いから生まれた。キャンバスとなるのは40年以上にわたり表参道を見守り続け、アイコニックな建築がランドマークとして人々に親しまれた「オリエンタルバザー」跡地。ビルの改修工事に伴い設置した巨大な仮囲いに、3人の若手アーティストが“希望”というテーマのもと、「ダイバーシティ(多様性)」や「再生」という共通の願いを込め、それぞれが表現したアートを順次制作する。
「フェンディ」は、1925年の創業以来、クリエイティビティとアートの支援を継続的に行ってきた。伊ローマで創業し、今なおローマに本拠を置く「フェンディ」は、無限のクリエイティビティと卓越性、クオリティ、手仕事への熱意といった重要な価値観を今坂氏と共有している。