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2025.05.06

ケリングがカンヌ国際映画祭とともに2025年「ウーマン・イン・モーション」アワードをニコール・キッドマンに授与

©Platon

 

 ケリングが、カンヌ国際映画祭とともに、「ウーマン・イン・モーション」アワードをアカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞、そして全米映画俳優組合賞受賞の女優兼プロデューサーのニコール・キッドマンに授与することを発表した。

 

 映画や社会における女性の地位を向上させる女性アーティストを称えることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」アワードは、2015年からカンヌで授与している。ニコールは、2017年にカンヌ映画祭の特別賞である「第70回記念名誉賞」を受賞して以来、同映画祭へ戻ってくる。

 

 ニコールは、その芸術的な大胆さと演技力でキャリアを築き、映画界において確固たる地位を確立。彼女は、独自の道を力強く歩むキャラクターを演じることで、ステレオタイプから脱却し、スクリーンにおける女性の表現を再定義することに貢献している。

 

 2010年に自身の製作会社ブロッサム・フィルムズを設立して以来、ニコールは意義深いプロジェクトを支援してきた。ソフィア・コッポラ監督の「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」をカンヌ映画祭で発表した際、当時の映画業界における男女不平等を批判し、18ヶ月ごとに女性監督と撮影することを公約した。それから8年が経ち、彼女はこの約束をはるかに超え、すでに19人の女性監督とコラボレーションしている。

 

 ニコールは、芸術家としてのキャリアに加え、数十年にわたり社会活動家としても活動してきた。ユニセフとUN Womenの親善大使として、世界中の女性と子どもの権利擁護に尽力している。

 

 カンヌ国際映画祭の公式パートナーであるケリングは「ウーマン・イン・モーション」で、スクリーンの内外で創造性を牽引する女性たちにスポットライトを当ててきた。なお同プログラムは、アワード、トーク、ポッドキャストを中心に構成している。

 

ケリング公式サイト

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