NEWS

2025.04.13

「ディオール」が2025大阪・関西万博フランスパビリオンへ出展 日本人アーキテクトも起用

© Victor Marvillet

 

 「ディオール(DIOR)」が、大阪で開催している2025大阪・関西万博のフランスパビリオンへ出展。“Hymne à l’amour(愛の讃歌)”をテーマに構成したフランスパビリオンの中で「ディオール」は、パリのオートクチュールの卓越性を反映させ、職人技と手仕事へのオマージュを示した。

 

© Victor Marvillet

 

 ここではロダンの彫刻、ブルー、ホワイト、レッドの3つのバリエーションで「ディオール」のエレガンスを象徴するタイムレスな「バー」スーツ、そして1949年に創設者クリスチャン・ディオールがデザインし、パリ2024オリンピック・パラリンピックのために復刻した伝説的なトリコロールカラーのアンフォラボトルをそれぞれ、動きの美しさに対する賛辞として表現した。

 

© Victor Marvillet

 

 クチュリエになる前まで建築家を志していたムッシュ・ディオール。それを反映しているのが、「LADY DIOR AS SEEN BY」プロジェクトのために2024年に建築家の妹島和世が手がけた「レディディオール」だ。

 

© Victor Marvillet

 

 また、シルエットのスケッチを立体的に表現した約400点の象徴的な白いトワルは、3Dプリントで再解釈した「ディオール」のアイコニックなフレグランスのボトルとともに、インスタレーションの中心でスポットライトを浴びる。

 

© Victor Marvillet

 

 中央では、日本人アーティストの高木由利子が制作した詩的なイメージの中で、「ディオール」のモデルたちを生き生きとした動きで表現させた。コレオグラフィーは、2021年にアイコニックなメダリオンチェアを再デザインした日本人デザイナー、吉岡徳仁の作品によって彩っている。

 

© Victor Marvillet

 

Courtesy of DIOR

 

「ディオール」公式サイト

メールマガジン登録