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2024.05.23

「JFWO 」がJFW DIGITAL GRAND PRIX 2024(デジタル部門)4ブランドが特別賞受賞

 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、「JFW ブランドサポート プログラム」のデジタル部門「JFW DIGITAL GRAND PRIX 2024」の受賞者を発表した。この発表はコロナ禍で人を集めることが難しい中、時間や場所の制約を持たずにコレクションを発表できるデジタル発表がコンテンツとして注目されたが、今年度はグランプリは該当者無しとなり、代わりに特別賞を設けた。
 
 2023年度のアワード立ち上げ時は、シーズン毎にデジタル発表に参加し、参加意思のある全ブランドを対象としていた。だが、2024年度は、年間を通じてデジタル形式でコレクションを発表した作品や、両シーズンに参加するブランドのプロモーション動画、イメージ動画などを対象に拡大した。2024年度の参加意思のあった21ブランドに対し、発表コレクションに関する評価軸と、映像作品としての評価軸の2つの観点から定性的評価をもとに審査が行われた。
 
 しかし、 「コレクションを見せる、ブランドのイメージやコンセプトを伝える、などの基準は満たしているものの、審査員全員が一致するような新たな挑戦やデジタル表現の発展につながるような作品が見られなかった」とし、2024年度のグランプリは該当者無しとなった。
 
 その代わりに、各審査員から高得点を獲得した4ブランドに対し、特別賞を設けることになった。それらのブランドは「フェティコ(FETICO)」(舟山 瑛美)、「ミントデザインズ(mintdesigns)」(勝井 北斗/八木 奈央)、「レインメーカー(RAINMAKER)」(渡部 宏一)、「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」(小塚 信哉/梶浦 慎平)である。
 
 各受賞ブランドには、25万円(税別・個人の場合は源泉した金額)の賞金が授与される予定だ。

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