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2019.08.06
国内利用店舗数と流通総額は2倍増に 「Shopify Post-Unite Japan 2019」きょう都内で開催
日本人の消費者行動の分析データについて説明するShopify Japanカントリーマネージャーのマーク・ワング氏
世界175カ国・80万以上のアクティブストアが利用するマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」によるグローバルカンファレンスの日本版「Post-Unite Japan 2019」(主催:Shopify Japan、マーク・ワング代表)がきょう8月6日に都内で開催され、「Shopify」の2018年度数値実績とともに、新機能などが発表された。
日本国内のストア数、総流通額は100%増を突破
今年で2回目を迎える同イベントの冒頭には、日本法人Shopify Japanのカントリーマネージャーを務めるマーク・ワング氏が登壇。日本人の消費者行動の分析データなどを説明した。また、「Shopify」が日本に本格的に進出して以来、年々着実に成長を遂げているといい、2018年に日本国内で「Shopify」を利用しているオンラインストアの数が前年比100%増を記録したこと、日本国内で「Shopify」を利用するマーチャントの2018年の流通総額も、前年比100%増を突破したことなどを明かした。
併せて「Shopify」の新機能についても発表。オンラインストアのデザインをアップデートし、デザインレイアウトなどをよりコントロールしやすくした点、ビデオや3Dモデルで製品を表示する機能を導入することで店頭にいるような購買体験が期待できる点、サブスクリプション支払いを「Shopify」のチェックアウトに直接統合したことで支払い時の離脱防止を図った点、新配送機能により配送料・方法の詳細な設定が可能になった点などについてプレゼンテーションを行った。また「Shopify」の強みであるグローバル対応については、11の新しい言語機能を導入したことなども発表した。
グローバル企業の事業責任者が登壇
同イベントには、フェイスブックやPayPal、アマゾン、イーベイ、グーグルなど有力企業の事業責任者も登壇。「Shopify」のプラットフォームを利用した各サービスとの連携による、越境ECの事例など幅広いサービスとの連携の可能性を示した。
(取材・文:田中伸雄)