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2017.12.22
1位はウィゴー デパコス人気も上昇 2017年女子中高生の間で流行したブランド&アプリは?
10代向けメディア「Nomdeplume(ノンデプルーム)」が、女子中学生・女子高校生の読者280人を対象に行った「2017年に本当に流行ったモノ・ヒトの人気ランキング」によると、ファストファッションやプチプラコスメなど、10代のお財布事情にかなった値ごろ感のあるスタイルを選ぶ一方、SNSインフルエンサーの影響を受け、デパコスブランド(百貨店を中心に出店しているコスメブランド)など高価格帯ブランドへの興味・関心も高まっていることがわかった。
好きなアパレルブランドについては、1位の「ウィゴー」に続き、2位「イング」、3位「マウジー」、4位「H&M」、5位「ザラ」がランクイン。ファストファッションブランドを中心に、手頃な価格でファッションを楽しむスタイルがうかがえる。好きなコスメ(化粧品)ブランドについても、プチプラコスメ(低価格)の「キャンメイク」が首位。韓国コスメの「エチュードハウス」(2位)や「3CE」(6位)も上位に入った。
その一方で、「ジル スチュアート」(3位)や「YSL(イヴ・サン・ローラン)」(6位)「ディオール」といったデパコスブランドも10位以内にランクイン。インスタグラムやツイッター、ユーチューブなどのSNSで紹介されるコスメレビューやメイクアップのハウツー投稿をコスメを買う際の参考にする人が増加。その中で紹介される機会が多いデパコスブランドへの興味・関心も高まった結果とみられる。
実際に、「見た目も可愛いデパコスは、持ってるだけでテンションあがる」「まずはリップやシャドウなどポイントメイクから、デパコスブランドを取り入れてみたい!」といった意見も多く見られた。好きなユーチューバーは誰か?という質問においても、女性部門では、メイクアップのハウツー動画などを紹介する美容系ユーチューバーを中心にランクインした。
好きな画像加工アプリについては、モデルやセレブリティーの間で人気に火がついた「キラキラ(kirakira+)」が、10代女性の間でも話題となり、5位に登場。また、自撮りのトレンドとして、「ナチュラル盛り」の人気が加速。「B612」が、1位の「SNOW」に続き、2位に食い込んだ。料理の画像を加工するカメラアプリ「Foodie」を、自撮り写真の加工用に活用する人も多かった。実は自撮りが盛れると、モデルをはじめとするティーンの間で愛用率が高いアプリでした。
10代女性向けメディア「ノンデプルーム」(N.D.Promotion/東京、金丸雄一代表)は、人気モデルを起用した撮影企画や、人気女子高生ライターによるオリジナルコンテンを配信。ツイッターで35万人、インスタグラムで7.5万人のフォロワーを抱える。
「ノンデプルーム」編集部による「2018年に女子中高生の間で流行しそうなもの」予想では、音楽に合わせて短尺の動画をアップできるSNS「Tik tok」、コスメレビューアプリ「LIPS」、漫画アプリ「XOY」、位置情報共有SNSの「Zenly」などがあがった。「速度制限が気になる女子中高生の間では、好きな音楽や動画を「CLIP BOX」に保存し、後から再生するというのが常識になりつつある」という。
■「2017年に本当に流行ったモノ・ヒトの人気ランキング」調査概要
アンケート実施日:2017年12月11日
対象者:中1~高3までの女子学生 285名
調査項目:コスメ・アパレルブランド、カメラアプリ、Youtuber、AbemaTV番組のランキング、その他最近の消費活動に関する質問