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2025.02.04

きょうから欧州素材見本市 カギは環境配慮、匠の技

欧州の素材見本市を皮切りに、テキスタイル商談会が本格的に始まる(前回7月展のPVパリ)

 

 

  26年春夏に向けたテキスタイル商談会が本格的に動き出す。2月4~6日に行われる伊ミラノウニカ(MU)を皮切りに、10~12日に仏テックスワールド(TW)・アパレルソーシングパリ、11~13日にプルミエール・ヴィジョン(PV)パリと国際素材見本市が続く。環境配慮や匠(たくみ)の技がキーワードになりそうだ。

 MUは40回目。クラシックな綿や上質なウール、伝統的なシャツ地からデニム、カジュアルウェアやスポーツウェア向け素材、副資材が揃う。今回は繊維原料に焦点を当てた特別展示も実施し、国際的な団体・企業が出展。ヨーロッパリネンとヘンプのための同盟(旧欧州麻連盟)やザ・ウールマーク・カンパニー、オーストリアのセルロース繊維大手、レンチンググループなどが参加する。

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