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2018.05.30
ポメラートが創立50周年記念イベント開催 アーティストのスプツニ子!氏に賞を授与
1967年、ピノ・ラボリーニによって設立されたイタリアのジュエリーブランド「ポメラート(Pomellato)」が、2018年5月24日、東京・港区のイタリア大使館で「ポメラート・フォー・ウーマン(PomellatoForWomen)」キャンペーンの関連イベントを開催した。
「ポメラート・フォー・ウーマン」は、2017年に「ポメラート」の創立50周年を記念して立ち上げたキャンペーン。同じ考えを持つ女性たちのコミュニケーションの場として、他者に刺激を与えること、女性によるリーダーシップの重要性を強調することなどを目的とし、多様な分野や職業にたずさわる様々な年齢の女性たちをフィーチャーするために始動した。
同イベントは、在日イタリア大使ジョルジョ・スタラーチェ氏とポメラートCEOサビーナ・ベッリ氏が共同で主催。マギーや紗羅マリー、伊藤千晃、オードリー亜谷香といったVIPやセレブリティーを含む400人以上のゲストが、ゴールドをテーマにしたクラシックなミラノテイストの会場でのイベントを楽しんだ。
ポメラートの大胆なイコニカ(Iconica)アニバーサリーコレクションを称える装飾や、音楽、そして実際にジュエリーを着用したモデルたちのインスタレーションで来場者を魅了。また、「ポメラート」の金細工職人が実際に作品を仕上げていく様子をゲストの目の前で披露した。
モデルプレゼンテーション
「ポメラート」の金細工職人におるプレゼンテーション
ジャズ・ストリング・カルテットのPhly Boyzが演奏
同イベントでは、日本人とイギリス人の両親を持つアーティスト、スプツニ子!として広く知られている尾崎マリサ氏に、ブランド初となる「ポメラート・フォー・ウーマン アワード」が授与された。慣習にとらわれない、ジュエリーデザインへの大胆なアプローチを得意とする「ポメラート」が、東京大学准教授でもあるスプツニ子!氏の大胆かつパワフルで斬新な手法やメッセージに刺激を受けたために、同氏を選出したという。同氏は、テクノロジーが社会や人々の価値観をどのように変えていくかを研究する映像やマルチメディアインスタレーションでジェンダーに関する問題に焦点を当てており、セクシャリティーやフェミニズムといった問題を取り上げ、挑発的で最先端の作品を生み出している。受賞セレモニーでは、「今日はこんなに素敵なジュエリーでドレスアップさせていただき光栄です。世の中の女性たちはもっと失敗を恐れずにやりたいことをやったらいいと思います。アートでも仕事でも。前に進んで行こう、という姿勢が大切です」と女性たちへのエールを送った。
(左から)スプツニ子!、ポメラートCEO のサビーナ・ベッリ
ポメラートCEOのサビーナ・ベッリは、「ポメラート・フォー・ウーマン」について次のように語った。「私は、女性によって、女性のために作られたブランドであり、女性の社会への貢献を認めるブランドの代表であることを誇りに思います。50年以上、ポメラートは常に女性が望むものの中心であり続け、また女性の才能を称えてきました。スプツニ子!は、素晴らしいアーティストであり、現状を打破しようとする女性の1人です。彼女はとことん自由な解釈をし始めています。彼女はインスピレーションであり、ポメラートは、このような影響力のある人物と提携しています。私たちは今夜この場で、慣習にとらわれない先進的なアーティストを称えることができて光栄です。スプツニ子!さん、栄えある受賞おめでとうございます」
■来場したモデルやセレブリティー、インフルエンサー